受肉ー「フィード・カテキズム」シリーズ4サンプル

イエスは人々をどう、気遣われているのか？

私たちの預言者として、イエスは私たちへ神のことばをはっきりと示す。私たちの大祭司として、父なる神へ私たちの代わりにとりなして祈る。私たちの王として、イエスは全てを新しくするため、世を統治する。

世は生きるのに難しく、また不完全な場所であるかもしれない。私たちはたくさんの困難に直面する。そうすると、家族、友人、映画、音楽など、さまざまなところに助けを求めてしまいがちだ。ともすれば、私たちは「イエス」が、常に頼るべき第一の源であることを忘れてしまう。最後の頼みの綱ではないのだ。

腰かけて聖書を開けば、イエスに出会えるのは、実際にすばらしい。そして、聖霊と出会う。また、聖霊によってイエスのことがわかるようになり、少しずつ強くなり、一歩ずつ導かれていく。イエスがみ言葉と父なる神の御心を教えてくれると信じられる。

時には祈るのが難しいことがある。どう言うべきかわからず、考えがまとまらない時、神が私たちに耳を傾けてくれる言葉を見つけなければならない。しかし大切なことは、イエスが私たちの偉大な大祭司であるということを覚えておくことだ。イエスは常に父なる神の右に座して、私たちをとりなして、つまり弁護してくださる。私たちがどんな言葉を口にしたらよいかわからない時、御霊が私たちの心を神へ表してくださると、聖書ははっきりと示している。

あなたの世界が特に、壊れていると感じる時、傷ついてどうにもならず、どうしてよいかわからない時、イエスがそれらを引き受けるのを思い出してほしい。イエスは世のまことの王である。あなたが神の愛を、イエスの体によって見られるために、イエスがこの世に来られたのである。

私たちの預言者として、イエスはみ言葉を教えてくれる。

私たちの大祭司として、イエスはとりなしてくれる。

私たちの王として、イエスは世を統治される。

そして、いつも信頼できるお方なのです。

今日、祈りのときに、神の御子イエスがすべてを治めておられるだけでなく、私たちの弁護者として、味方でいてくださることを神に感謝しよう。