違いを生きる子どもと共に ― 揺れる毎日に寄り添う希望のガイドサンプル

昨日のヘザー・ブラウアーさんのデボーションの続きです。
キリストに従う子どもを育てる
昨日は、障がいや特別な支援が必要な子ども、または違いを持った子どもたちを、キリストに従う者として育てることについて、大きな視点から問いかけをしました。今日は、年齢や理解の程度にかかわらず、子どもたちがイエスに親しみ、みことばの道を歩めるように導くための、5つの実践的な方法をご紹介します。
- お手本になる
4日目にも登場した友人アリスに、どのようにして息子に信仰を伝えているのか尋ねたところ、彼女はこう話してくれました。
「私にとって信仰は、自分のすべてに染み込んでいるものです。日々の中で呼吸するように、自然に主と歩んでいます。神さまのみわざを見たとき、自然の中でも、人との関わりの中でも、それを息子と分かち合うようにしています。家庭の中で、主を語ることが日常の一部になっています。探し求めれば、主は必ず見出される――その思いを大切にしています。」 - 一緒に祈る
祈りは、親が子どもにできる最も大切な霊的な導きのひとつです。声に出して祈るとき、子どももその祈りに心をあわせているかもしれません。言葉を繰り返せるなら、一緒に祈ってみましょう。話せるなら、「神さまに何を伝えたい?」とたずねてみましょう。
主との語らいは、親子の心をも深く結びます。 - 毎日の生活に神さまを迎える
セラピーへ向かう途中、「知恵と配慮が与えられますように」と祈ってみましょう。困難な診断に直面したとき、まず主に知恵を求めましょう。
子どもが着替えるときには、「この体を形づくってくださり、衣を与えてくださってありがとう」と感謝を口にしましょう。新しい習慣を教えるときは、「神さまはすべてを秩序あるものとして造られたんだよ」と話してみてください。歯みがきのスケジュールも、神の秩序に生きる小さな一歩になるかもしれません。 - 子どもに合った教材を選ぶ
ティーンの子どもが主のことや敬虔を学ぶとき、どんなものなら心に届くか、考えたことがありますか?周囲と同じでなくて構いません。
ライフチャーチ( www.life.church/kids )では、家庭向けの無料教材がたくさん用意されています。私の知るグループでは、発達症のある十代の子どもたちが、水曜の夜に集まり、 Life Kids の幼児向け教材を使って楽しく学んでいます。
聖書のことばを覚え、家庭や学校で語ることができるようになっています。動画や音楽はすべて、オンラインで視聴可能です。 - 音楽を取り入れる
私たち家族にとって、主とともに歩む喜びの大きな源は音楽です。息子が初めて意味のある会話をしたのは、教会で覚えた賛美歌の歌詞を通してでした。
音楽は深いところで、良い影響を与えてくれます。子どもが落ち込んでいる日には、静かに賛美歌を流してみてください。家庭の空気が、そっと変わるかもしれません。
私たちは、自らを整え、主の道を示す者として立つことができます。
子どもを愛し、日々の暮らしに主の語りかけが満ちるよう整えていけます。祈りによって支え合い、導きを求めて歩むことができます。
そして、たとえ疲れ果てて、ひと月うまくできなかったとしても、自分にも憐れみと恵みを注いであげましょう。
なによりも主は、思いもよらないかたちで、私たちにも、子どもたちにも、ご自身を現してくださるお方なのです。
日記をつけてみましょう。この5つのうち、あなたやご家族がすでに実践していることはありますか?取り入れてみたいものはありますか?
また、家庭の中でイエスを模範として示すために、あなたに与えられている道は何でしょうか?
この読書プランについて

この読書プランは、障がいや違いを持つ、あるいはさまざまな面で特別な支援を必要とする子どもを育てている親のためのガイドです。今あなたがどのような状況にあっても、大丈夫です。同じような経験を持つ親たちの声や、支援者たちの言葉に耳を傾けながら、心の整理をし、困難に立ち向かい、そして特別な子育ての中にある喜びや勝利を味わう方法を見つけていきましょう。
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この読書プランを提供してくださった Life.Church に感謝します。詳細はこちらのウェブサイトからご覧ください。 https://www.life.church/