聖霊に満たされて歩む7つのしるしサンプル

自分を小さい者と思い続けましょう。
神が油を注がれたとき、サウルは自分を「小さい者」と思い、自分が王にふさわしいとは考えず、身を隠しました。けれども地位や名声、富を手にすると、サウルは心が高ぶり、自分を大きく見るようになり、神への飢え渇きを失っていきました。
自分の富、名声、そして立場が、自分の価値を決めるわけではありません。それらはすべて主から一時的に預けられている賜物です。主の前にへりくだり、飢え渇き、聖(きよ)くあろうとする心が大切です。自分は何者でもないと思っているとき、神がすべてになります。けれども、自分を大きく見るようになると、神が心の中で小さくなってしまいます。それはとても危険なことです。
マルティン・ルターはこう言いました。「神は無から人を造られた。そして私たちが無であり続ける限り、神は私たちを通して何かをなすことができるのです。」謙遜とは、自分を卑下することではなく、自分のことを考える時間を減らすことです。
自分を小さい者と思い続けるなら、神はいつも大きな方として心におられます。主の前にへりくだりましょう。神を慕い求める心を失わないようにしましょう。神からの賜物や働きに心を奪われて、神ご自身への魅力を見失ってはなりません。神を目当てとし、手段としてではなく、目的そのものとしましょう。
この読書プランについて

すべてのクリスチャンは、救いによって聖霊との交わりを与えられています。けれども、すべての人が、聖霊と親しく交わっているわけではありません。交わりと、親しい交わり――この二つのあいだには違いがあります。親しい交わりは、自分の人生を聖霊に明け渡すときに初めて生まれるものです。
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この読書プランを提供してくださったウラジーミル・サブチュク氏(Vladmir Savchuk)に感謝します。詳細は次のサイトをご参照ください。 http://www.vladimirsavchuk.com