贖（あがな）いサンプル

イエスの復活は、この世にどのような意味があるのか？

イエスの復活は、その言葉通り神の国が来たこと、そしてキリストを信じる信仰によって、誰もが罪と死の力から解放されることを証明している。

イエスの復活は新しい可能性に秘めた真新しい世界を創造した。

イエスの生と死、そして復活された体を実際に目撃した人々にとってもかなり驚くべきことであったように、現代の私たちにとっても驚くべきことではあるが、結局のところ、それが福音の物語なのだ。

マタイによる福音書の最後のところに、復活されたイエスが天においても地においても、いっさいの権威を授けられていること、そして、私たちは福音を伝えるよう召されていることが語られている。

ルカによる福音書の最後と使徒行伝の始めに、神の新しい世がおとずれた証拠として、復活されたイエスが聖霊を注がれること、この聖霊が私たちを新しく造りかえ、私たちに天の命を与え、この地上で神の国で生きる力を授けてくれると語られている。

ヨハネによる福音書の最後には、復活されたイエスが弟子たちに息を吹きかけたと書かれている。それは、神がアダムとエバを最初に創造されたときに、神がされたのと同じようであった。神が私たちを原罪の束縛から解き放ち、イエスが神の国を造りなおそうとしていることのしるしなのだ。

更に多くの点で、イエスの復活は、神の国、すなわち新しい世を立ち上げたこと、そしてイエスが私たちに聖霊の賜物（たまもの）を与えてくださったので、私たちは「今」、神の新しい世で生きることを新たに始められると聖書は語っている。

今日、祈りの時間をもってみよう。そのなかで、ますます聖霊に満たされるよう、神にお願いしてみよう。そうすれば、傷ついて罪に捕らえられてしまっているこの世界に神の国と福音を広めるために、あなたを用いてくださるだろう。