贖(あがな)いサンプル

イエスの死後、何が起きたのか?
三日目に、イエスは空っぽの墓を残して、死から肉体的によみがえられた。
イエスの復活はどのような「意味」があるのか?キリストの十字架が私たちの罪を贖(あがな)ったのを知っているが、イエスの復活についてはどうだろう?それによって何が成し遂げられたのか?それは、なぜ大切なのか?
イエスの復活は、イエスが神である、つまりイエスはご自分が言われた通りのお方であるという、劇的な証明である。それともただ、イエスが死なれた後、天へ上がるために起きなければならなかった出来事なのか?
キリストの十字架に誤解があるので、復活についての誤解がいくつかある。結局、キリストの十字架は、実際に何を成し遂げたのだろうか?
ヤコブの手紙1章15節では、こう語っている。偶像礼拝(神より優先させてしまうものすべて)は、罪を生み、罪が熟して死を生み出す。だから、イエスの十字架が罪に対処するためものであり、また、罪が「死」を生み出すものであるならば、イエスの十字架が死に対する勝利を示すものであることは、理にかなっている。しかし、どういうことなのだろうか?
それは次のような仕組みだ。死の力が罪と共にあるという仮定で、罪が打ち破られたのならば、死はその力を奪われたことになる。
これが、死がイエスを捕らえておけない理由である。だからこそ、イエスを墓に閉じ込めておくことはできなかったのである。なぜなら、イエスは罪に打ち勝ち、したがって、死に打ち勝った。これが復活の意味だ。十字架がうまくいった証拠である!この1回限りで、すべての死と罪が打ち破られたことを示すために、神はイエスを死からよみがえらせたのである。
そしてイエスは死によって打ち負かされることはない。その真実のゆえに、イエスに信頼をおく全ての人は死によって打ち負かされることはないのである。ある日、イエスが再臨された時、死は完全に勝利にのみこまれ、クリスチャンは永遠にイエスと共に生きる。
今日、イエスが死からよみがえられたことを神に感謝する時間をもとう。
この読書プランについて

「フィードのカテキズム」は、一連の質問と回答で構成されており、読む人それぞれが聖書を探求し、神の物語を発見できるように構成されています。これは、さまざまな背景を持つ神学者や教会の牧師たちによって執筆され、歴史的に偉大なカテキズムからも多くの影響を受けています。 これは全9部作の「フィード・カテキズム」シリーズの第1部です。内容は、創造、堕落、契約と律法、受肉、贖(あがな)い、恵みと赦し、聖霊、教会、そして新しい創造から成り立っています。
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