祈りを教えてくださいExemple

力強い祈りの特徴

忍耐強さ

夫婦は子どもにねだられること、そして配偶者に小言を言われることを嫌います。何かが欲しいと言われても、その答えが「駄目」なら、何回も同じことを言われたくないと思います。それと同じように、神も何度も要望を聞くことにイライラすると思うのは、一見すると論理的に思えるかもしれません。

確かに理論的ですが、事実は真逆です。神は私たちが繰り返し祈ることを、ねだりや小言だと思われません。いつでも祈るべきであり、失望してはならないことを教えるために、イエスはたとえを話の後で、「まして神は、夜昼神を呼び求めている選民のためにさばきをつけないで、いつまでもそのことを放っておかれることがあるでしょうか」と、繰り返し祈ることを弟子たちにお勧めになりました（ルカの福音書 18章7節）。

イエスの短いたとえ話の中で、一人のやもめは何度も裁判官に頼み込んで、ついに裁判を開いてもらいました。イエスはこのやもめを厄介者と批判しませんでした。彼女を称え、すべての信者が彼女のように祈ることを勧めました。

祈りが実現しないように思える時に、神が「これからもずっと駄目だ」とおっしゃっているのか、「実現の可能性がある」とおっしゃっているのか、「後で実現する」とおっしゃっているのか、よくわかりません。ただ分かっていることは、神は忍耐強く祈る人を寛大に取り扱うだけでなく、その人を歓迎し、賞賛してくださることです。ですから、あきらめずに祈り続けましょう！