祈りを教えてくださいExemple

祈りの英雄たち

聖霊

ちょっとおかしく聞こえるかもしれませんが、祈りに関しての私の最後のヒーローといえば、聖霊です。そうです。実際に、唯一の神の三つの神格（父、子、聖霊）の間でも
、多くの祈りが行なわれ続けています。これは本当です！

この世にいた間、イエスがどれほどしばしば父なる神に祈ったかを、皆さんはもちろん思い出せると思います。イエスは、現在は御父の右の座で、ご自分の救いの御業に基づいて、信者たちのためにとりなしの祈りをしてくださっています。ところで、あなたは聖霊も素晴らしい祈り手であることを知っていましたか。パウロは以下のように書きました。「御霊（聖霊）も同じようにして、弱い私たちを助けてくださいます。私たちは、どのように祈ったらよいかわからないのですが、御霊ご自身が、言いようもない深いうめきによって、私たちのためにとりなしてくださいます」（ローマ人への手紙8章26節）。

自分の作品を世に出したいという高い目標を持つ作家は、自分には編集者が必要だと実感するものです。編集者は、作家が本当に言いたいことを伝えられるよう、最初の原稿の推敲をし、読みやすく文を整えます。ある時に、私たちの祈りに脈略がなく、滑舌が悪く、内容が自己中心的で、誤ったお願いをしてしまったとしても、それがイエスだけでなく、聖霊なる神という編集デスクを通って父なる神の元に届くことは、なんと素晴らしい慰めでしょうか。本当に驚きです！

自分の考えがまとまっているか、自分の気持ちを言葉にできるかなど心配であっても、私たちは自由に祈ることができます。私たちが祈る度、聖霊が必ず、父なる神に完璧な祈りを届けてくださるからです。