祈りを教えてくださいExemple

力強い祈りの特徴

自信を持つ

祈りについて、神が正したいと望んでおられる誤解があります。それは、困っていたり、愚かだったり、しばしば神の教えに背くクリスチャンが祈る時の卑屈な態度です。つまり、偉大な神に私たちの小さな問題を解決する時間などあるはずないと思い、恐る恐る自分の要求を申し上げるのです。神の周りに音を立てないように気をつけながら、自分の要望をこわごわと、小声でボソボソと急いで話し、素早く部屋から出て行く態度です。

「そんな態度は馬鹿げている」と使徒ヤコブは言っています。あなたは神に愛されている子どもです。天の御国の王子や姫君です。天の御国の神殿で神に仕える祭司です。あなたが自分の要望の重要さに気づき、あなたの人生に必要な助けの情報を神が熱心に聞こうとしていることを、あなたが信じるように神は望んでおられます。「ただし、少しも疑わずに、信じて願いなさい。疑う人は、風に吹かれて揺れ動く、海の大波のようです。そういう人は、主から何かをいただけると思ってはなりません。そういうのは、二心のある人で、その歩む道のすべてに安定を欠いた人です」（ヤコブの手紙１章６-８節）。

疑いはサタンからやって来ます。もし、あなたの頭の中に疑いが生まれ、神があなたを嘲笑っているとか、あなたに対して怒っているとか、無視しているとか、あなたの問題を見て見ぬ振りをしているなどと思っていると、あなたの祈りの声はとても控えめになり、やがて消えてしまうでしょう。どうか、神のみことばを信じてください。本当の自分を認めてください。恐れないでください。疑わないでください。神はあなたが近づいて来るのを笑顔でご覧になります。