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エゼキエル書 の紹介

の紹介
祭司エゼキエルは、紀元前五九七年に、捕囚としてバビロンに連れて行かれ、そこで神の預言者となりました。彼は、エルサレムに残っている人々に、必ずさばきが下ると説きましたが、周囲のユダヤ人は快く聞き入れませんでした。しかし、彼の予告どおり、前五八七年にエルサレムが崩壊してから、人々は初めて彼のことばに熱心に耳を傾けるようになるのです。エゼキエルの預言は、この時を境に、暗いさばきの内容から、未来に対する慰めと希望に変わります。最悪の事態はすでに過ぎ、今は再出発に備える時だからです。

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