生きる理由がわかりませんサンプル

（2）自分の生きている価値がわからない時

「生きている価値がないものだ」と考えてしまうことがありますよね。 まるで世界から取り残されたようで、 何のために存在しているのか分からなくなる。 私自身も、そんな思いに沈んだことがあります。

でも、聖書ははっきりと語っています。 私たち一人ひとりには、神様が立てた“目的”と“計画”があるのです。（創世記1章31節、エレミヤ書29章11節）

あなたが今どんな状況にあっても、 神様の目にはあなたの人生に希望があります。 あなたは偶然に生まれたのではなく、神様の心の中の計画として造られた存在なのです。

聖書はさらにこう教えています。

「事実、キリストはすべてのものの創造者なのです。天にあるものも地にあるものも、目に見えるものも見えないものも、霊の世界の玉座も主権も支配も権威もすべて、この方がご自身の目的と栄光のために造られたのです。」コロサイ人への手紙1章16節（JCB）

つまり、あなたの存在には神様の目的があるということ。 それは、どんなに小さく見える人生にも、 どんなに弱さを感じる時にも、神様の御業を現すという尊い意味があるのです。

聖書の中で、生まれつき目の見えない人が出てきて、弟子たちが この人が生まれつき目が見えないのはなぜかを尋ねる場面があります。 それに対してイエスは「本人が罪を犯したからではなく、両親が罪を犯したわけでもなく、神のみわざがこの人に現れるためである」と答えます。（ヨハネの福音書9章1-3節）。

あなたの中にある弱さや欠けさえも、神様の栄光を映すキャンバスです（イザヤ書43章7節）。神様はあなたを通して、ご自身の愛と力を表したいと願っておられます（コリント人への手紙II12章9節）。

今日、この真理を心に留めてください。 あなたが生きていることには、神様の確かな理由があります。 その理由を探しながら、神様と共に歩んでいきましょう。 あなたの人生は、“神の目的”という愛のデザインの中にあるのです。