安息の本当の意味ークリスチャンでいることに疲れたサンプル

安息の本当の意味ークリスチャンでいることに疲れた

3日中 1日

(1)あなたはそのままで愛されています

最初にお伝えしたいことがあります。

あなたが何かできるから、神さまはあなたを愛しているわけではありません。あなたが「たった一人のあなた」であるからこそ、神さまは愛しておられるのです。

もし「クリスチャンだから愛される」という条件があったなら、まだ福音を知らない日本の99%の人や、世界中のノンクリスチャンたちは愛されていないことになってしまいます。でも、そんなことはありませんよね。あなたも知っている通り、神さまはすべての人を愛しておられます。

たとえ毎日聖書を読めなくても、祈りの言葉を声に出せない日があっても、神さまの愛は変わりません。私たちは「完璧なクリスチャン」になりたいと思うかもしれませんが、努力しても完全になることはできません。それでも、神さまは不完全な私たちを、完璧な愛で包み、今日も共におられます。

信仰生活を送る中で、いつの間にか「聖書を読む」「祈る」「奉仕する」「教会に行く」ことが、“したい”からではなく“しなければ”になってしまうことがあります。そうなると、心も体も疲れてしまいます。もちろん、御言葉に耳を傾け、祈りを通して神さまと交わることは大切です。けれど神さまは、あなたの心と体をすり減らしてまで「頑張りなさい」とは言われません。むしろ、その逆です。

「よく聞きなさい。 わたしこそ神であることを、よくよく知りなさい。」 詩篇46章10節(JCB)

この御言葉は、まるで神さまが「まず静まって、わたしを知ってほしい」と語りかけてくださっているようです。動き続けることだけが信仰ではありません。静まることを通しても、私たちは神さまを知り、神さまを喜ばせることができるのです。

また、ローマ人への手紙8章26節(JCB)にはこうあります。

「御霊も同じようにして、弱い私たちを助けてくださいます。私たちは、何をどのように祈ったらよいかさえわからないのですが、御霊は、ことばに表せないほどの深い同情と理解をもって、とりなしてくださるのです。」

神さまは、私たちがどんなに強く見せようとしても弱さを抱えていることをご存じです。祈りたくても祈れない日があることも知っています。けれど、私たちの内には聖霊さまがおられます。聖霊さまは、ことばにならない深い思いさえもくみ取り、私たちのために神さまへとりなしてくださいます。

そしてローマ人への手紙8章38〜39節に書かれている通り、どんなものからも引き離すことのできない限りない神さまの愛が、今日もあなたを包んでいます。

だから、ときには頑張ることをやめて、静まり、ただ神さまの愛を感じてみてください。その愛は、あなたの弱さも、沈黙も、涙も、すべてを包み込んでくれます。

この読書プランについて

安息の本当の意味ークリスチャンでいることに疲れた

信仰生活の中で、「クリスチャンだから、もっと祈らなきゃ」「聖書をたくさん読まなきゃ」と思いすぎて、かえって心や体が疲れてしまうことはありませんか? ときには、「何もできない自分」を責めてしまい、さらに元気をなくしてしまうこともあるかもしれません。 中には、頑張りすぎてしまい、しばらく寝込んでしまった…そんな経験をした方もいるでしょう。 でも、神さまは私たちが何かできるから愛してくださるのではありません。 何もできない日も、ただ横になっている日も、神さまの愛は変わりません。 このプランでは、 (1) あなたはそのままで愛されているということ (2) 聖書が語る「休む」ことの大切さ (3)「行いのない信仰」の本当の意味 を、一緒に見ていきましょう。 疲れた心が少しずつ回復し、安心して神様の愛の中で休めますように。

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このプランを提供してくれた Matthew 13:23 Ministries に感謝します。詳細については、次のWebサイトをご覧くださいhttps://matthew1323ministries.org/homejp