読書プラン情報

心の中の戦場サンプル

Battlefield of the Mind Devotional

14日中 4日

あきらめない



「私がクリスチャンとなって23年が経ちました。でも、何も達成できていません。キリストを救い主として受け入れた日と同じように弱く、未だに過ちばかりです。クリスチャンでいる価値があるかも分かりません」とシェリルは言いました。自分の犯した過ちについて話す彼女のほほを涙がつたいます。「何が正しいかは分かっているのに、それができません。時にはいじわるで不親切な行いをしてしまいます。クリスチャンだなんて言えませんよね?」



「きっと、成長しているクリスチャン、なんじゃないかしら」と私は答えました。



シェリルは驚いて、こちらを見ました。「成長している?話を聞いていたんですか?」



「もちろん聞いていたわ。でも、成長しているのでなければ、自分の過ちを悲しむこともないわよね。自分の霊的な状態に満足して、良い所ばかりを語ってしまう」



「でも、神に対する過ちを何度も繰り返して、自分に失望しているんですよ」



シェリルに続けて語りました。彼女の言っていることは正しい。過ちを犯してきた、それは他の人も同じこと。気を付けていないと、自分が成し遂げられなかったこと、弱かったことを悪魔が指摘するのを許してしまいます。そのような時、自己憐憫に陥ったり、諦めたくなってしまいます。



それは聖霊のやり方ではありません。人生がどんなにめちゃくちゃでも、神は私たちのことをあきらめたりはしません。聖霊がいつも気づかせようとしてくれます。



成し遂げなかったことや長年のクリスチャンとしての霊的状況への嘆きが心に居座ることを許すのは簡単です。しかし、それを許してしまうと、心の中の戦場で悪魔が有利になってしまいます。



「やめない。あきらめない」これこそが私たちに必要なメッセージです。イザヤ書43:1b-2にこうあります。「恐れるな、わたしはあなたを贖う。あなたはわたしのもの。わたしはあなたの名を呼ぶ。水の中を通るときも、わたしはあなたと共にいる。大河の中を通っても、あなたは押し流されない。火の中を歩いても、焼かれず、炎はあなたに燃えつかない」



これが神の約束です。神は私たちが問題や困難から連れ出すとは約束しておられません。困難を通り抜けるにあたり、いつも共にいると約束されています。神が共におられるのなら、何を心配する必要がありますか?



祈り―神様。私たちの過ちにかかわらず、共にいて、あきらめないようにと励ましてくださいます。あなたの助けがあって、私たちは勝利することができるということを思い起こさせてください。イエス・キリストの名前によって祈ります。アーメン。



Joyce Mayer著『Battlefield of the Mind Devotional(心の中の戦場)』著作権©2005年 Joyce Meyer、FaithWords出版、無断複写・転載を禁ず。
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この読書プランについて

Battlefield of the Mind Devotional

人生において不意打ちをくらう可能性はいつでもあります。心の中で戦闘が起こった時、敵はあなたと神の関係を弱めようとあらゆる手段を尽くしてきます。しかし、その攻撃に負けてはいけません。このデボーションを通して、怒り、混乱、非難、恐れ、疑いを克服する霊的な準備をしておきましょう。 敵があなたを混乱させ、欺くための計略、破滅的な思考パターンを知ることにより、勝利へと導く思考パターン、強さと勇気を得て、最終的に心の中の戦場において勝利しましょう...

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この読書プランを提供して下さった Joyce Meyer Ministries に感謝します。出版元についての詳細は以下のリンクからご覧いただけます。 www.joycemeter.org

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