御心を求めるための、ミニマリストの家サンプル

The Minimalist Home

5日中 3日

家の目的

ミニマリズムを始めて住まいの物理的スペースを広げると、家を安らぎの場にするための「心のスペース」と、神の声をよりはっきりと聞くための「魂(たましい)のスペース」もまた、広がります。ミニマリストの家には以下のような利点があります。

  • ミニマリズムを実施した家は、快適で帰りたくなるような場所です。ゴチャゴチャしていない家は、リラックスでき、ストレスも少ないものです。まさに「静かな休み所」(イザヤ書 32章18節)です。気を散らすモノが減れば、喜びをもたらす人や活動にもっと集中できるようになります。ミニマリズムによって、これまで以上にくつろげるようになるでしょう。あなただけでなく、そこを訪れる人にとっても、安らぎの場所となるでしょう。
  • ミニマリズムを実施した家は、もっと外出をしたくなるような場所です。最小限に抑えたら、モノを買わなくなり、修理や維持費も減り、他の目的に使えるお金が増えるでしょう。さらに重要なのは、掃除や整理整頓、持ち物の手入れに費やす時間やエネルギーが減るため、将来の夢を描いたり計画を立てたりする時間やエネルギーが増えることです。このような余力があれば、日中の仕事や、仕事終わりの娯楽、人生を変えるような冒険であっても、外に出かけやすくなるでしょう。

「家」というものがいかに重要か、お分かりいただけたでしょうか? ひとつには、嵐にあった時に逃げ込める安全な避難所であるということです。もうひとつには、人生の荒波に再び挑む準備が整ったときの出港地でもあるということです。

ミニマリズムの利点は、家に帰ることも家から出かけることも両方とも重要ですが、私にとって、よりテンションが上がるのは2つ目の方です。他の人はどうかわかりませんが、私はモノよりも意義を重視します。消費より貢献したいのです。そして、身の回りにスペースを作ることで、必然的に自分の中にも余裕が生まれ、家から世界へと出て行くときに、キリストの名において他者を愛し、仕えることができるようになるのです。

安らぎの場を持つことは、より深く人を愛するためにどのように役立つでしょうか? あなたの家をもっと落ち着ける場所にするために、今日、処分できるものは何ですか?

この読書プランについて

The Minimalist Home

著者のジョシュア・ベッカー(Joshua Becker)は、モノを減らすことで、その人自身が変わるという素晴らしい現象を目の当たりにしてきました。この読書プランはモノを最小限にすることをテーマにしています。ですが、モノを減らすということは、自分を豊かにすることでもあることに気付くでしょう! 減らせば減らすほど、あなたの信仰、目的意識、寛容の精神が豊かになっていくことに驚くでしょう。

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この読書プランを提供してくださった、WaterBrook Multnomah出版社に感謝します。詳細はこちらをご覧ください。 https://waterbrookmultnomah.com/books/250883/the-minimalist-home-by-joshua-becker/