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ヒーローたちサンプル

ヒーローたち

31日中 30日

7.奉仕の心 ドルカス 最近、家庭で裁縫をする技術が徐々に失われつつあります。女性たちが外で働くことが多くなり、裁縫の技術を学ぶ時間がなくなっています。その技術を学びたいと思っても、教えられる人がどんどん少なくなっているのが現状です。その上、機械で大量生産された服のほうが比較的安いので、裁縫は家計を助けるために必要不可欠な技術というより、趣味になってきています。 新約聖書の時代では状況が違いました。全ての服は手作りでした。そして全ての町には文字通りボロ布をまとったような貧しい人達がいました。ドルカスはヨッパの海岸沿いに住んでいた年配の未亡人だったようで、服を作ってあげることで貧しい人たちを助けていました。 「ヨッパにタビタ(ギリシヤ語に訳せば、ドルカス)という女の弟子がいた。この女は、多くの良いわざと施しをしていた。ところが、そのころ彼女は病気になって死に、人々はその遺体を洗って、屋上の間に置いた。・・・そこでペテロは立って、いっしょに出かけた。ペテロが到着すると、彼らは屋上の間に案内した。やもめたちはみな泣きながら、彼のそばに来て、ドルカスがいっしょにいたころ作ってくれた下着や上着の数々を見せるのであった」(使徒の働き 9章36,37,39節)。 ドルカスのよみがえりは、素晴らしい話です。これはイエスが戻って来られる時に全ての信者がどうなるのかをよく表しています。それよりも私はドルカスの、貧しい人々に服を着せてあげるという奉仕の心がさらに大好きです。
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この読書プランについて

ヒーローたち

この読み物シリーズでは、聖書に登場する数々の英雄のうち、ジェスキ牧師のお気に入りの人物を紹介しています。聖書には粗野で、人生に苦労している人々が神の役に立った話などが書かれています。こうした人たちの実例を知るのは、よい学びの機会となるでしょう。

この読書プランを提供して下さったTime Of Graceに感謝します。出版元についての詳細は以下のリンクからご覧いただけます。:www.timeofgrace.org

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