読書プラン情報

ヒーローたちサンプル

ヒーローたち

31日中 29日

6.犠牲 ボアズ ボアズという驚くべき男性の驚くべき母親、ラハブという元売春婦のことは皆さんもうご存知でしょう。ボアズはユダヤの街のパンかごの町、すなわちベツレヘムという町(ベツレヘムはヘブル語でパンかごという意味)に住む麦畑の所有者でした。モアブ人の未亡人ルツはその畑で落穂拾いをして、義理の母ナオミを養っていました。 「そこでボアズは、長老たちとすべての民に言った。『あなたがたは、きょう、私がナオミの手から、エリメレクのすべてのもの、それからキルヨンとマフロンのすべてのものを買い取ったことの証人です。さらに、死んだ者の名をその相続地に起こすために、私はマフロンの妻であったモアブの女ルツを買って、私の妻としました。死んだ者の名を、その身内の者たちの間から、また、その町の門から絶えさせないためです。きょう、あなたがたはその証人です』」(ルツ記 4章9,10節)。 ボアズは、過去に妻を亡くした麦畑所有者でした。亡くなったナオミの夫エリメレクの全ての土地を手に入れるということ(そしてマフロンの未亡人ルツと結婚すること)は、当時の法律システムにおいては大きな経済的リスクを負うことを意味しました。その土地は既に自分のものだった土地を含め、全てがボアズではなく、マフロン一族のものとしてみなされてしまうかもしれなかったのです。さらに、邪悪な神ケモシを信仰するモアブ人と結婚することも危険なことでした。それにも関わらずボアズはルツと結婚しました。それが正しいことだったからです。 ボアズは、古くから存在する親族救済の義務を全うしました。神はルツにオベデという子どもを与え、ナオミに抱かせてやりました。このオベデの曾孫がダビデ王になります。
28 30

この読書プランについて

ヒーローたち

この読み物シリーズでは、聖書に登場する数々の英雄のうち、ジェスキ牧師のお気に入りの人物を紹介しています。聖書には粗野で、人生に苦労している人々が神の役に立った話などが書かれています。こうした人たちの実例を知るのは、よい学びの機会となるでしょう。

この読書プランを提供して下さったTime Of Graceに感謝します。出版元についての詳細は以下のリンクからご覧いただけます。:www.timeofgrace.org

YouVersionはCookieを使用してユーザエクスペリエンスをカスタマイズします。当ウェブサイトを使用することにより、利用者はプライバシーポリシーに記載されているCookieの使用に同意するものとします。