神さまと科学について学ぶ、7日間の旅—言葉にあらわせないほど素晴らしいこの世界サンプル

世(よ)をてらす光
オーロラを見たことがある人なら、神さまが見せてくださるような光のショーはだれにもまねできないとわかると思います!オーロラ—「北極光(ほっきょくこう)」—とは、チラチラと光り、ゆらめきながら空をわたってゆく、あざやかな色の光で、北極(ほっきょく)に近いところで見えます。地きゅうは、太陽(たいよう)の有害(ゆうがい)な光線からまもってくれる電磁場(でんじば)でおおわれています。そして、太陽風(たいようふう)といって、太陽からものすごいスピードでふきよせるこまかい粒(つぶ)が、この電磁場にぶつかることで、オーロラがうまれます。こまかい粒が大気中のガス原子(げんし)にぶつかる時に、ガスが光を出します。これが、目をみはるような光のショーとなるのです。オーロラの光はとてもあざやかで、宇宙(うちゅう)からでも見えるほどです。
こんなにすばらしいショーをつくり出せるのは、すばらしい神さまのほかにはおられません。そしてこのショーの一番の目的(もくてき)は、わたしたちの神さまがどんなに偉大(いだい)ですぐれたお方かを、わたしたちに知らせることなのです。
神さまがご自分の偉大さと栄光(えいこう)を教えるためにもちいられるのは、なにも空だけではありません。神さまはご自分のあいの光でわたしたちの毎日の生活をてらし、わたしたちが神さまと人々(ひとびと)へのあいでかがやけるようにしてくださいます。神さまは、大きな目的のために、わたしたちをご自分の光でみたしてくださるのです—それは、人々の前で光をかがやかし、神さまにしたがう道をしめすためなのです。
神さまの光をかがやかせるには、どうすればいいのでしょうか?神さまはこのように言われます。「すべての無慈悲、憤り、怒り、騒ぎ、そしり、また、いっさいの悪意を捨て去りなさい。互に情深く、あわれみ深い者となり、神がキリストにあってあなたがたをゆるして下さったように、あなたがたも互にゆるし合いなさい」(エペソ人への手紙4:31-32)。このように生きるなら、あなたはまちがいなくこの世(よ)を光で明るくするのです!
びっくり!
オーロラのさまざまな色は、大気中のちがう種類(しゅるい)のガスと太陽風がぶつかることでうまれます。太陽風が酸素(さんそ)とぶつかると、黄、赤、緑(みどり)色の光になります。窒素(ちっそ)とぶつかった時には、紫(むらさき)と青の光になるのです。
きょうのおいのり
神さま、わたしの毎日の生活をあなたのあいの光でてらしてください。そしてわたしが、世界(せかい)中にあなたの光をとどけられるようにたすけてください。
この読書プランについて

この読書プランは、ルイ・ギグリオ(Louie Giglio)による、子どものためのデボーション"Indescribable: 100 Devotions About God & Science”(訳注『言葉にあらわせないほど素晴らしいこと—神さまと科学について 100のデボーション』未邦訳)をもとに書かれました。大いなる神が造られたこの驚くべき世界について、子どもにも分かりやすく説明され、創造主である神がおられるこの宇宙の不思議を、親子で一緒に楽しく学べます。私たちがどんなに想像力をたくましくしても、神のなさることは測り知れません。神はすべてのことに時を定められ、光を造られ、最大級の天体から小さなヒトデにいたるまで、ことばをもってあらゆるものをこの世に生み出されました。すべてのものを造られた方、力に満ち、目的をお持ちで、私たち一人一人を大切にしてくださる神は、他にはおられません。詩篇19章1節には、「もろもろの天は神の栄光をあらわし、大空はみ手のわざをしめす。」と書かれています。この学びを通して、親子で一緒に神の素晴らしい創造のみわざに触れてください。
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