イエスのたとえ話サンプル

素晴らしい宴会への招待
今日の聖書日課のたとえ話は、イエスによって神の家族の中に招かれるという特権に謙虚になることを私たちに思い出させます。イエスこそ私たちが唯一あがめる御方だと思いながら、けっして自分を誇ったり傲慢（ごうまん）になってはいけません。むしろ、イエスは私たちに与えられた大きな祝福であることを思い出してください。

この宴会への最初の客は、一般的にユダヤ人を指すと考えられ、その招待に応じる様子が、良くても無関心（ルカによる福音書）、最悪では暴力的な怒り（マタイによる福音書）であることを示しています。その代わりに、貧しい人々、世の中に忘れられた人々、そしてしいたげられた人々が、この素晴らしい宴会のごちそうにありつきました。

私たちは常に挑戦し、自らを吟味して、キリストとともに生きるという私たちが受けた招待の中にあって、謙虚で感謝に満ちた心を持ち続け、決して、無関心や傲慢に陥らないようにしましょう。ましてや救い主によって与えられた大きな特権に対して怒るなどとはもってのほかです。