祈りの力ー21日間　アンガス・バカン著サンプル

「信仰において求めよ」

神は御心のままに何でもあなたに与えられる。「主よ、私の体を癒やしてください。そうすれば家族を養えます。」とか「主よ、放蕩息子を救って、私の元へ返してください。」などと祈るとき、主はあなたがご自分に求めてほしいと願っている。

ある時、女はイエスに娘から悪霊をおいだしてほしいと願った。イエスは女に言われた、「まず子供たちに十分食べさすべきである。子供たちのパンを取って小犬に投げてやるのは、よろしくない」。すると、女は答えて言った、「主よ、お言葉どおりです。でも、食卓の下にいる小犬も、子供たちのパンくずは、いただきます」。そこでイエスは言われた、「その言葉で、じゅうぶんである。お帰りなさい。悪霊は娘から出てしまった」。そこで、女が家に帰ってみると、その子は床の上に寝ており、悪霊は出てしまっていた。（マルコ 7:27-30）

この女はクリスチャンでなかったが、信仰があった。自分の願いを神に求めた。女が粘ったところついにイエスは同意して女の娘を癒やされた。なぜ私たちは神に望みを求めないで、主は私たちの必要をご存じであると思い込んでしまうのだろうか？主は私たちが主に願うのを聞きたいのだ。

＜祈り＞　父なる神様、あなたは偉大ですばらしいお方です。私の必要を満たしてくださることに感謝します。私の願いを聞いてくださって、ありがとうございます。アーメン

翻案元『Peace in His Presence（主の臨在にある平安）』アンガス・バカン（Angus Buchan）著© Christian Art Publishers