神が苦しみを取り除いてくださらなかった時にサンプル

When God Could’ve but He Didn’t

5日中 4日

これもまた、やがて終わること

何年も前になりますが、腹腔(ふくくう)鏡で胆のうの摘出手術をしたあと、目を覚ますと右腹にチューブが差し込まれていました。術後処置の一環です。数日後、ようやくチューブを外すときが来ました。麻酔も鎮痛剤も使われず、医師は呼吸を整えるように声をかけながら、慎重にチューブを引き抜いていきました。

最後に引き抜く瞬間、医師は言いました。「これから、本当に、本当に痛みますよ。」その通りでした。わずか2秒足らずのことだったと思いますが、永遠のように感じられ、まるで皮膚が引き裂かれるかのような激しい痛みでした。でも、それで終わりました。確かに痛みましたが、その痛みは終わったのです。

「これもまた、やがて終わること」 私は、肉体的であれ、心であれ、痛みをおぼえるときには必ずこのことを思い出します。あなたの痛みもまた、必ず過ぎ去るのだと知ることで、どこか救われるのです。

祈って、痛みそのものでなく、それを癒やし、明るい未来への希望を与えてくださる神に、心を向けさせてくださるよう願いましょう。どんなに永遠に続くように感じられても、痛みは一時的なものなのですから。

この読書プランについて

When God Could’ve but He Didn’t

神は変えることができたのに、そうなさらなかった――そんな時、あなたはどこから始めればよいのでしょうか? 神の言葉を土台としたこの5日間のデボーションによって、押しつぶされそうなほど苦しい時にも、きっと力を見いだせるでしょう。

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この読書プランを提供してくださった、パム・マラシガン氏(Pam Marasigan)に感謝します。詳細は、こちらのウェブサイトをご参照ください。www.pammarasigan.com