ビジョニアリング―ビジョンを描くサンプル

「暗闇に放つ灯台の光」

あなたの人生における神の最終的なご計画は、すでに与えられているビジョン、例えば家族、ビジネス、ミニストリー、経済的なビジョンよりも、はるかに大きいのです。神は一筋の光として、あなたを今いる場所に置かれました。あなたは神による何か、明らかにこの世のものではない何かを見ることを、切実に必要としている世界に立つ灯台です。

あなたがビジョンを成し遂げること以上に、神が望んでおられるのは人々をご自分に引き寄せることです。私たちのビジョンは神の栄光を帰し、人々を救うという、より大きな目的を成し遂げるための手段です。これが神の究極の目的と願いです。

あなたは、このように祈ったことがありますか？「父よ、私の良い行いを見て人々があなたをあがめるように、私の光を人々の前で輝かせてください。」

そう祈る人は少ないでしょう。私たちの祈りは、個人的なビジョンや夢にとどまりがちです。私たちが一生懸命に祈るのは、祝福を受け、誰かが変えられ、プロジェクトで成功することです。しかし、神は光が求められていない世界で、私たちが光を輝かせ続けることを望んでおられます。私たちのプロジェクト、夢、ビジョンのすべては、神が人々の意識をご自分に向けさせ、人々をご自分に引き寄せる可能性を持った機会なのです。

あなたが家族のために祈るとき、「お守りください」「祝福してください」とだけ祈るのではなく、家族が周りの人々の光となるように祈りましょう。そしてあなたの家族関係を用いて、周囲の関心が神に向けられるように願いましょう。周りの人々があなたの家族の人生やライフスタイルに、神による何かを見いだせるように祈りましょう。

経済的な成功やビジネスの成功を祈るとき、信仰を持たない人々の関心と注目が得られる形で、神が与えてくださるように祈りましょう。また、あなたの成功が神の助けによるものだと、周りの人々がわかるように祈りましょう。

あなたは、あなたがいる世界の光として存在します。闇夜に光を放つ灯台です。

神に与えられる成功は、あなただけのものではありません。もっと大きな目的、永遠の目的を成し遂げる手段です。あなたがすることすべてに、神の可能性が秘められています。

身近にいる未信者の立場になって考えてみましょう。あなたの生き方を見て、周り人たちは何を感じているでしょうか？