クリスマスを待ち望む―5日間のアドベント読書プランサンプル

クリスマスを待ち望む

「ひとりのみどりごがわれわれのために生れた、ひとりの男の子がわれわれに与えられた。まつりごとはその肩にあり、その名は、『霊妙なる議士、大能の神、とこしえの父、平和の君』ととなえられる」 ‭‭イザヤ書‬ ‭9‬章6節‬ ‭‬‬

このクリスマスに、あなたが求めているものは何でしょうか？ 難しい決断を迫られていて「霊妙なる議士」を求めているかもしれません。自分の限界を感じて「大能の神」に助けてほしいと思っているかもしれません。今年のクリスマスは家族と一緒に過ごせないので「とこしえの父」が必要かもしれません。あるいは、あなたの心が乱れ、「平和の君」を切実に求めているのかもしれません。  

クリスマスの本当の意味に目を向ける間もなく、ホリデーシーズンは過ぎてしまいがちですが、それを変えることはできます。 

アドベントは、クリスマスに向けて心を整えるための、待望と黙想の期間です。ラテン語で「アドベント」は、重要な到来、接近または到着 を意味します。神が成し遂げられたことを思い起こし、これから神がなさることに期待する時なのです。

アドベントは、神が私たちのためにこの世に来られ、今も共におられ、そして再び来られることを思い起こす期間です。私たちは、神の全能、永遠の導き、そして平安にあずかることができます。なぜなら神が御子（みこ）を インマヌエル「私たちと共にいる神」とするためにこの世に送ってくださったからです。イスラエルの人々が旧約聖書のメシアに関する預言の成就を熱望していたように、私たちも救い主の再臨を祈りつつ待ち望むのです。 

このプランが、クリスマスの本当の意味に目を向ける助けになることを願っています。これから毎日、アドベントのテーマである希望、平安、喜び、そして愛についてひとつずつ思い巡らしていきましょう。

救い主の降誕に向けて、ご一緒に心の準備をしていきましょう。