聖なる感情―様々な挑戦への聖書に根ざした反応とはサンプル

あなたの激しい怒りに対する、魔法のように効果的な答えは持ち合わせていませんが、あなたの役に立つ神様の御言葉についてなら知っています。もしも克服したいと望み、神様が意図された人物になる能力を望むのであれば、まず神様の力に寄り頼むことです。神様の力に寄り頼み、力が得られるまで待ちましょう。力を受け取るまでの間は、続けて祈りを捧げましょう。



祈りは、私を変えてくれます。祈りを捧げている時、私は良い人でいられます。力が得られますように、と待って祈っている私を、家族は好きでいてくれます。祈ることで、賢い決断ができ、より良い私、より親切な私でいられるのです。ひょっとすると、非常に感情的になってしまう時の自分を好きになれない理由は、神様の力もしくは、その力を待つ姿勢が整っていないからではないでしょうか。私の知っている、とても力強い人たちのほとんどは、神様の前にひざまずき、喜んで待つことのできる人ばかりです。歴史を塗り替えるような人にとって、神様の前にひざまずくということは、珍しいことでも難しいことでもありません。それは、実際に祈る者こそが、神様の力の恩恵を日々授かる者だと理解しているからです。



祈ることなく、イエス様のように振る舞うことはできません。心がかき乱され、復讐心に燃えている時でも、優しい笑みを浮かべて、中身のない話をするという演技ならアカデミー賞級です。表面上は、もっともらしいことを言っていても、心の中ではカンカンに怒っていることに気付かれてしまうかもしれません。イエス様は、ただの真似事を望んでおられるのではなく、イエス様のようになって欲しいと願っておられます。そこには明らかな違いがあるのです。その違いは、待ち望んで祈りを捧げる時に起こります。その時こそが、感情や考え方においても神様が主となる時だからです。