イエスのたとえ話サンプル

実のならない、いちじくの木

今日の聖書日課のマタイによる福音書とマタイによる福音書においては、イエスが実のならないいちじくの木を呪うという同じような内容の話があります。そしてルカによる福音書では、似たようなたとえ話として、ある男がいちじくの木を植えましたが、結ぶはずの実がならないという話があります。三つの話はまったく同じ話ではありませんが、それらの話はすべて、実を結ぶはずのいちじくの木を扱っており、その実はぜんぜん実りませんでした。



マタイによる福音書とマタイによる福音書の話では、木には葉が茂っていて、その木の外見が健康であることを意味していたにもかかわらず、しかし実はなっていませんでした。福音書の中で何度も私たちは試され、人生において実を結ぶことを期待されます。私たちは枯れないようにするだけや健康そうに見えるためだけに生きるのではなく、私たちの人生の中で何かを実際に生み出すために生きています。



私たちは、変えられた人生の実、信仰の後継者をつくる実、失われた人（イエスを知らない人）に手を差し伸べる実を生み出しているかどうかを、自分自身に問い直してみましょう。