神を求めて - 1巻サンプル

4日目：過程

今日の言葉は「過程」です。ある目的に向かって、体系的に一連の行動をとることを意味します。

私は「過程を信じなさい」という言葉を聞いたり、言ったりすることがあります。このスローガンは、スポーツ界やその文化に由来するものとしてよく知られていますが、基本的には、今は物事が悪く見えても、それを良くするための計画があることを意味しています。

主はエレミヤ29章11節(NIV)で「わたしはあなたがたのために立てている計画をよく知っている。それはわざわいではなくて、平安を与える計画であり、あなたがたに将来と希望を与えるためのものだ。」と仰っているにもかかわらず、私はこの言葉を物事をより良くする主の方法を指すものとして使ってきました。人生において不意打ちを食らうと、その状況を乗り切るための方法が思いつかないのがほとんどです。しかし、主は、私たちを乗り越えさせる計画をすでに持っておられることを理解しなければなりません。

この計画はエレミヤ29章12～14節(NIV)で、「その時、あなたがたはわたしに呼ばわり、来て、わたしに祈る。わたしはあなたがたの祈を聞く。あなたがたはわたしを尋ね求めて、わたしに会う。もしあなたがたが一心にわたしを尋ね求めるならば、わたしはあなたがたに会うと主は言われる。わたしはあなたがたの繁栄を回復し、あなたがたを万国から、すべてわたしがあなたがたを追いやった所から集め、かつ、わたしがあなたがたを捕われ離れさせたそのもとの所に、あなたがたを導き帰ろうと主は言われる。」

また、マタイ6章33節でも「何よりもまず、神の国と神の義を求めなさい。そうすれば、これらのものはみな加えて与えられる。」と計画について言及されているのが分かります。そしてマタイ7章7節～8節では「求めなさい。そうすれば、与えられる。探しなさい。そうすれば、見つかる。門をたたきなさい。そうすれば、開かれる。だれでも、求める者は受け、探す者は見つけ、門をたたく者には開かれる。」と書かれています。主の計画は常に1歩ずつ私たちを主の望む場所に導いてくださいます。

祈りましょう：

父なる神よ、私はあなたが作ってくださった私の人生計画を信頼します。あなたの方法は、私が想像するどんな方法よりも優れています。あなたが動いているのが見えなくても、あなたが私のために動いてくれているのがわかるから、あなたを信じます。だから、主よ、私の人生に力強く動いてください、イエスの御名において、アーメン。