読書プラン情報

イエスのように愛するサンプル

Love Like Jesus

13日中 12日

わたしにしてくれた


二月の寒い夕方、私たちが近所に行ったときのことです。道路の反対側に、タンクトップと短パンしか身につけていない女の子が座り、激しく泣いていました。引き返して私は車から降り、彼女に近づいて声をかけました。「何か私にできることはありますか?」


彼女はつぶやくように言いました。「彼に追い出されたの。私が妊娠して、彼が追い出したの。」


かけるべき言葉を探し、頭の中は「彼女は人間だ。尊厳を示さなければ」ということだけを考えていました。そこで「お名前は?」と聞きました。


「ブリトニー。」


私は答えました。「会えて嬉しいわ、ブリトニー。行きたいところまで乗っていく?」


「うん、おばあちゃんが近くに住んでいるの。」と彼女は答えました。


二人で車まで行き、夫は二人の子ども(二人とも目と口をまんまるに開けていましたが)と一緒に後部座席に飛び乗りました。私は間髪を容れず、まるで何年も彼女のことを知っていたかのように、家族を紹介しました。


「ブリトニー、よかったら洋服をどう?家からすぐ取ってくるわ。」


「うん、すごく寒い。」


私は私道を通って家に入りました。驚くことに、ブリトニーは私にぴったりくっついてきました。私は長袖のスウェット上下とサンダルをつかみました。服を渡すと、彼女はバスルームで着替えました。


そして私たちは彼女をおばあさんの家まで送り届け、幸運を祈りました。家までの道中、子どもたちは何が起こったのかを質問しましたが、私は単純に、「これはイエス様が私たちにしてほしかったことだと信じているわ」と答えました。子どもたちは納得し、私たちはそのまま残りの夕べを過ごしました。


翌朝、何気なくデボーションを読んでいると、御言葉がページから飛び出してくるようでした。「……わたしが……裸であったときに着せ、……」昨夜のことを思い出した私は鼓動が早まりました。


イエス様のように愛する機会は、いつでもどこでもやってきます。イエス様の名を出さずとも、通りすがりの人をイエス様のように愛することはできます。ブリトニーがイエス様に出会うときには、二月の寒い夕べにおばあさんの家への道中で出会った通りすがりの人はイエス様だったとわかるようにと祈っています。


ターシャ・サリナス
Life.Church オクラホマ州ミッドウェストシティ


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この読書プランについて

Love Like Jesus

イエスのように愛することなくして、イエスのように生きられるようにはなりません。Life.Churchのスタッフが夫婦の視点も交えて、イエスのように愛し、生きるきっかけとなった経験と聖書の御言葉について語ってくれます。読んでみましょう。

このプランをご提供下さった、Life.Church の皆様に感謝申し上げます。詳細につきましては、こちらのウェブサイトをご参照下さい。 www.life.church

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