読書プラン情報

恐れずに―クリスチャンとして危機に対応する方法サンプル

Not Afraid: How Christians Can Respond to Crises

5日中 5日

危機を恐れずに 



この数日間、危機や緊急事態に、キリストに従う者として対応する方法についてお伝えしてきました。恐れの中にではなく、信仰によって生きること。自己中心的ではなく自己犠牲的に生きること。光を隠すのではなく、照らすこと。 



しかし、イエス様の生涯から、人生の嵐にあって助けとなる話をもう一つ紹介しましょう。 



あるとき、イエス様と弟子たちは、嵐の中、舟に乗っていました。イエス様は舟の後ろの方で眠っておられました。弟子たちは、おぼれると思って大騒ぎしました。話はこう続きます。 



「ところがイエス自身は、舳(※訳注:とも。船の後方の部分)の方でまくらをして、眠っておられた。そこで、弟子たちはイエスをおこして、『先生、わたしどもがおぼれ死んでも、おかまいにならないのですか』と言った。イエスは起きあがって風をしかり、海にむかって、『静まれ、黙れ』と言われると、風はやんで、大なぎになった。イエスは彼らに言われた、『なぜ、そんなにこわがるのか。どうして信仰がないのか』。彼らは恐れおののいて、互に言った、『いったい、この方はだれだろう。風も海も従わせるとは』。」(マルコによる福音書 4:38-41)



弟子たちは、イエス様が彼らと文字通り共におられることを忘れ、未知のことに対して大騒ぎしました。私たちはどのくらい同じことをしているのでしょうか? 



イエス様は、あの時弟子たちと共におられたのとちょうど同じように、私たちと共にいてくださいます。それなのに、そのことを忘れ、最悪の事態が起こることを恐れるゆえに、大騒ぎしてしまうのです。 



話を戻しましょう。イエス様は嵐を静められましたが、問題は嵐ではありません。弟子たちは、イエス様が人生でぶつかるどんな問題よりも力強いこと、また、それを知っていることによってのみ、今日の恐れに反撃するための信仰が与えられることに気がつきました。  



それは、こういうことです。イエス様があなたの周りの嵐をいつも静めてくださるとは限りませんが、あなたといつも共にいることを約束しておられるのです。 



だから、緊急事態や自然災害、感染拡大や、その他のあらゆる出来事に際して、私たちは、私たちの身に起こることに驚かれず、その中を共に歩んでくださる御方を礼拝できるのです。 



祈りましょうー 神様、私は_____のことが心配であなたのもとに来ました。しかし、あなたが嵐のただ中で弟子たちと共におられたように、このところにも、私と共にいてくださることを知っています。神様、今日、この嵐の中で私と出会ってください。どうすれば恐れに反撃できるか、教えてください。暗闇に光を照らすことができるよう、どんな不信仰をも克服できるよう、助けてください。あなたがあなたでいてくださること、また、いつも私と共にいてくださることを感謝します。イエス様の御名によって。アーメン 


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この読書プランについて

Not Afraid: How Christians Can Respond to Crises

世界で危機が起こるとき、信仰が試されます。直面する恐怖をイエス様に従う者に約束された平安に置き換えることは、簡単ではありません。クレイグ・グローシェル牧師(Craig Groeschel)のシリーズ「恐れずに」(Not Afraid)からの、この5日間の読書プランでは、危機に直面したときにクリスチャンとしてできる3つのことを見ていきます。

このプランをご提供下さった、Life.Church の皆様に感謝申し上げます。詳細につきましては、こちらのウェブサイトをご参照下さい。 https://www.life.church/

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