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ヒーローたち

31日中 4日

1.謙遜 カぺナウムの百人隊長 「権力は人を腐敗させる」という格言があります。地位がそれほど高くない事務員や市役所の役人たちでさえ、人を待たせたり、決まりきった手順に従わせるというちっぽけな権限を楽しんでいます。人を呼び出す書類や違反切符を発行したり、罰金を徴収したりる権力を持って喜んでいるように見えます。 また、あらゆるところで見受けられる「権利の主張」も、同じくらい品性を欠くものです。それは、人間は「良い生活を送る権利がある」という主張です。また、神が「もっといい生活を与えてくださるべきだ」という考えです。 ある時、ローマ帝国の軍隊の百人隊長が、病気で死にかけていたしもべのために、イエスに遣いを送りました。隊長は命令を下すことに慣れていたにも関わらず、へりくだった態度でイエスに近づき、イエスの手を煩わせることも時間を取らせることも要求しませんでした。「しかし、百人隊長は答えて言った。『主よ。あなたを私の屋根の下にお入れする資格は、私にはありません。ただ、おことばをいただかせてください。そうすれば、私のしもべは直りますから』」(マタイの福音書 8章8節)。 私は、この男のへりくだった態度と、イエスの優しさと力に対する絶対的な信頼が大好きです。主に祈る時、私はこのような祈り方をしたいと願っています。あなたの祈りの生活の中にも、このような謙遜の心を取り入れる余地があると思いませんか。
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この読書プランについて

ヒーローたち

この読み物シリーズでは、聖書に登場する数々の英雄のうち、ジェスキ牧師のお気に入りの人物を紹介しています。聖書には粗野で、人生に苦労している人々が神の役に立った話などが書かれています。こうした人たちの実例を知るのは、よい学びの機会となるでしょう。

この読書プランを提供して下さったTime Of Graceに感謝します。出版元についての詳細は以下のリンクからご覧いただけます。:www.timeofgrace.org

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