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ヒーローたちサンプル

ヒーローたち

31日中 17日

5.リーダーシップ オテニエル 聖書の中の7番目の書巻には、分かりにくい名前がたくさん出てきます。「士師記」は無味乾燥な古代の裁判記録の要約のような、つまらない読み物のように思われてしまいがちです。 実際はそんなことはありません。「指導者」とか「勝利者」という題の方がもっとふさわしいでしょう。ここには、神が御自身に属する人々の人生を変えられる、お気に入りの方法が描かれています。それは「ひとりの人を遣わされる」という方法です。士師記はすべて、ひとりの人間が持つ力について書かれています。 最初に登場する士師、言い換えると変革をもたらす指導者(さばきつかさ)の最初のひとりがオテニエルです。彼についての話は、たった一人の力が社会全体に大きな影響を与える様子を描いています。イスラエルは、霊的な拠り所を失い、カナン人の神バアルの元に拠り所を求めました。神は近くにいたアラム人の侵略部隊にイスラエル人を80年間攻撃させました。彼らは神に助けを求めました。神はどうされたでしょうか。神は一人の男を遣わされたのです。 「主の霊が彼の上にあった。彼はイスラエルをさばき、戦いに出て行った。主はアラムの王クシャン・リシュアタイムを彼の手に渡された。それで彼の勢力はクシャン・リシュアタイムを押えた。こうして、この国は四十年の間、穏やかであった。その後、ケナズの子オテニエルは死んだ」(士師記 3章 10,11節)。 決して、「自分は独りぼっちだ」と思わないでください。「たった一人に何ができるだろう」とも思わないでください。そこに一人いれば、十分な時があるのです。
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この読書プランについて

ヒーローたち

この読み物シリーズでは、聖書に登場する数々の英雄のうち、ジェスキ牧師のお気に入りの人物を紹介しています。聖書には粗野で、人生に苦労している人々が神の役に立った話などが書かれています。こうした人たちの実例を知るのは、よい学びの機会となるでしょう。

この読書プランを提供して下さったTime Of Graceに感謝します。出版元についての詳細は以下のリンクからご覧いただけます。:www.timeofgrace.org

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