アモス書 3
3
⚠全イスラエルへの警告⚠
1イスラエルのみんな、耳を傾けてくれ！ これはお前たちを家族としてエジプトから救い出した神からの、みんなへのメッセージだ！
2「地球上には多くの家族がいる。
しかし、わたしのものとして選んだ家族はお前だけだ。
だからお前の間違った生き方には、
その責任に応じた罰を与えなければならない」
全てのことには理由がある
32人の者が並んで歩いているのは、
お互いがそのことに同意したからだ。
4ライオンが森の中で吠えるのは、
殺せる獲物を見つけたからだ。
若いライオンが巣の中で雄叫びをあげるのは、
餌を仕留めたからだ。
5 餌を仕掛けていない罠に、
鳥は引っかかったりすると思うか？
もし獲物が引っかかっていないのなら、
その罠の口が閉じることはないだろう？
6町に警報の角笛が鳴り響く時に、
恐れに震えない人なんていると思うか？
神が送り出していないのに、
災難が町に訪れることなんてあるのか？
7そうだ！
王である神は、
彼に仕える預言者たちにその計画を明かさないまま、
それを実行に移すことは決してないんだ！
8ライオンに吠えられて、
誰が平気な顔をしていられる？
では、全ての王である神が語ったのであれば、
誰がそのことばを伝えずに黙っていられると言うのか？
9アシュドデ【ペリシテの主要都市】とエジプトの張り巡らされた城壁へと行き、
この神からのことばを伝えるんだ・・・
「サマリアを囲む丘の上に立ち、
その町に溢れている混乱と、
どれだけ人が人を苦しめているのかを見なさい。
10彼らはどうしたら正しいことが出来るのかも分からなくなってしまっている。
その城壁内は、
盗んだ物と無理やり奪った物で溢れている」
11だから王である神はこう語る・・・
「敵がお前の地を包囲し、
その守りの壁を引き裂き、
その城壁の内側に隠した物を奪い去って行くだろう」
12 神はこう語たる・・・
「イスラエルはライオンに食いちぎられた子羊のようになるだろう。
羊飼いが何とか守り切れたのは、
足の骨数本と耳のかけらだけ。
そうやって同じようにサマリアで救い出されるのは、
壊れたソファの枠組みと、
ベッドの破片だけだ」
13王である圧倒的な神は語る・・・「これをよく聞き、ヤコブの一家に警告として伝えてくれ。
14『わたしがイスラエルの犯した過ちに罰を与えるその日、
わたしはベテルの祭壇の数々を破壊する。
その全ての祭壇の角の部分は、
地面に切り落とされる。
15そして、わたしは彼らの夏用の別荘も冬用の別荘も、
みな粉々にする。
象牙で飾られた豪邸も、
どんな大邸宅もわたしが終わりをもたらす』」
これが神のことばである・・・
ERV 訳 ー 読みやすい聖書 ー
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