ゼパニヤ書 2:1-15

ゼパニヤ書 2:1-15 Colloquial Japanese (1955) (JA1955)

あなたがた、恥を知らぬ民よ、共につどい、集まれ。 すなわち、もみがらのように追いやられる前に、主の激しい怒りがまだあなたがたに臨まない前に、主の憤りの日がまだあなたがたに来ない前に。 すべて主の命令を行うこの地のへりくだる者よ、主を求めよ。正義を求めよ。謙遜を求めよ。そうすればあなたがたは主の怒りの日に、あるいは隠されることがあろう。 ともあれ、ガザは捨てられ、アシケロンは荒れはて、アシドドは真昼に追い払われ、エクロンは抜き去られる。 わざわいなるかな、海べに住む者、ケレテの国民。ペリシテびとの地、カナンよ、主の言葉があなたがたに臨む。わたしはあなたを滅ぼして、住む者がないようにする。 海べよ、あなたは牧場となり、羊飼の牧草地となり、また羊のおりとなる。 海べはユダの家の残りの者に帰する。彼らはその所で群れを養い、夕暮にはアシケロンの家に伏す。彼らの神、主が彼らを顧み、その幸福を回復されるからである。 「わたしはモアブのあざけりと、アンモンの人々の、ののしりを聞いた。彼らはわが民をあざけり、自ら誇って彼らの国境を侵した。 それゆえ、万軍の主、イスラエルの神は言われる、わたしは生きている。モアブは必ずソドムのようになる。アンモンの人々はゴモラのようになる。いらくさと塩穴とがここを占領して、永遠に荒れ地となる。わが民の残りの者は彼らをかすめ、わが国民の残りの者はこれを所有する」。 この事の彼らに臨むのはその高ぶりによるのだ。彼らが万軍の主の民をあざけり、みずから誇ったからである。 主は彼らに対して恐るべき者となられる。主は地のすべての神々を飢えさせられる。もろもろの国の民は、おのおの自分の所から出て主を拝む。 エチオピヤびとよ、あなたがたもまたわがつるぎによって殺される。 主はまた北に向かって手を伸べ、アッスリヤを滅ぼし、ニネベを荒して、荒野のような、かわいた地とされる。 家畜の群れ、もろもろの野の獣はその中に伏し、はげたかや、やまあらしはその柱の頂に住み、ふくろうは、その窓のうちになき、からすは、その敷居の上に鳴く。その香柏の細工が裸にされるからである。 この町は勝ち誇って、安らかに落ち着き、その心の中で、「ただわたしだけだ、わたしの外にはだれもない」と言った町であるが、このように荒れはてて、獣の伏す所になってしまった。ここを通り過ぎる者は皆あざけって、手を振る。

ゼパニヤ書 2:1-15 リビングバイブル (JCB)

集まって祈れ、恥知らずの民よ。 まだ時間があるうちに。 さばきが始まり、 残された機会がもみがらのように吹き飛ばされる前に。 主の激しい怒りが襲いかかり、 御怒りの恐るべき日が始まる前に。 謙遜な者たちよ、従おうと努力してきた者たちよ、 神に助けを請え。 謙遜に歩み、正しいことを行え。 そうすれば、その運命の日に 主に守ってもらえるかもしれない。 ガザ、アシュケロン、アシュドデ、エクロン、 これらのペリシテ人の町も、根こそぎにされ、 荒れはてたままにされる。 海岸とカナンの地に住むペリシテ人は災いだ。 さばきはおまえたちにも向けられているからだ。 主はおまえたちを一人残らず滅ぼしてしまう。 海岸地帯は牧草地となり、羊飼いがテントを張り、 羊がたわむれるようになる。 そこでは、わずかに生き残ったユダ部族が 家畜を放牧する。 彼らは、使われなくなったアシュケロンの家に 身を横たえて休む。 神である主が、ご自分の民を親しく訪れ、 元どおり繁栄させてくださるからだ。 イスラエルの神、全能の主は言う。 「わたしは、モアブとアモンの民が わたしの民をあざけり、この地を侵略した時の ののしりを聞いた。 だから確実に、モアブとアモンは、 ソドムとゴモラのように滅ぼされ、 いら草が茂る所、塩の穴、永久に荒廃した地となる。 生き残ったわたしの民が、 そこを奪って自分のものにする。」 彼らは高慢の報いを受ける。 全世界を支配する主の民をあざけったからだ。 主は彼らをひどい目に会わせる。 外国の勢力の神々をことごとく餓死させ、 全世界ですべての人々が自分の住む地で 主を礼拝するようになる。 エチオピヤ人よ。 おまえたちも主の剣で殺される。 北の地も同様だ。 神はアッシリヤを滅ぼし、 その壮大な首都ニネベを荒野のような不毛の地にする。 あの隆盛を誇っていた町は羊の牧草地となる。 あらゆる野の獣がそこに住みつく。 針ねずみは巣穴を掘り、はげたかやふくろうは 宮殿の廃墟に住み、破れた窓で鳴く。 からすは扉のところで鳴く。 高価な杉の羽目板も、風雨にさらされたままになる。 これが、「世界中で自分ほどすばらしい町はない」 と言って、安らかに暮らしていた、 あの広大で繁栄した都の運命だ。 しかし今、見るがいい。 荒れはて、動物の住みかとなってしまった。 そこを通る者はみなあざけるか、 とても信じられないといった顔で首を振る。

ゼパニヤ書 2:1-15 Seisho Shinkyoudoyaku 聖書 新共同訳 (新共同訳)

共に集まれ、集まれ 恥を知らぬ国よ 判決が出されぬうちに。 もみ殻のように、その日は飛び去る。 主の燃える怒りがお前たちに臨まぬうちに。 主の怒りの日がお前たちに臨まぬうちに。 主を求めよ。 主の裁きを行い、苦しみに耐えてきた この地のすべての人々よ 恵みの業を求めよ、苦しみに耐えることを求めよ。 主の怒りの日に あるいは、身を守られるであろう。 まことに、ガザは捨てられ アシュケロンは荒れ果てる。 アシュドドは真昼にその住民を追われ エクロンは根こそぎにされる。 災いだ、海沿いの地に住む者、クレタの民は。 主の言葉がお前たちに向けられている。 カナンよ、ペリシテ人の地よ わたしはお前を滅ぼし 住む者がないようにする。 海沿いの地は牧場となり 羊飼いの井戸が掘られ、羊の囲いが造られる。 その土地は、ユダの家の残りの者の所有となる。 その土地で、彼らは羊を飼い 夕暮れには、アシュケロンの家で憩う。 主なる神が彼らを顧み その繁栄を回復されるからだ。 わたしはモアブの嘲りと アンモン人の、ののしりを聞いた。 彼らはわが民を嘲り 自分の領土について驕り高ぶった。 「それゆえ、と イスラエルの神、万軍の主は言われる。 わたしは生きている。 モアブは必ずソドムのように アンモン人はゴモラのようになり とこしえに荒れ果て、雑草の茂る所 塩のくぼ地となる。 わが民の残りの者が彼らの地を奪い取り 国の生き残りの者がそれを受け継ぐ。」 このことが彼らに起こるのは、彼らの傲慢のゆえであり、万軍の主の民を嘲り、驕り高ぶったからだ。 主は彼らに対して恐るべき者として臨まれ、地上のすべての神々を滅ぼされる。島々に住む諸国の民も、それぞれの地で主にひれ伏す。 クシュ人よ、お前たちもまた わたしの剣によって刺し殺される。 主はまたその手を北に向かって伸ばし アッシリアを滅ぼし、ニネベを荒れ地とし 荒れ野のように干上がらせられる。 そこには、あらゆる獣が それぞれ群れをなして伏す。 ふくろうと山あらしは柱頭に宿り その声は窓にこだまする。 杉の板ははがされ、荒廃は敷居に及ぶ。 これが、かつてにぎやかであった都だろうか。 かつて、人々は安らかに住み、心の中で 「わたしだけだ。 わたしのほかにだれもいない」と言っていた。 どうして、都は荒れ果て 獣の伏す所となってしまったのか。 ここを通り過ぎる者は皆 驚きのあまり、口笛を吹き、手を横に振る。

ゼパニヤ書 2:1-15 Japanese: 聖書 口語訳 (口語訳)

あなたがた、恥を知らぬ民よ、 共につどい、集まれ。 すなわち、もみがらのように追いやられる前に、 主の激しい怒りがまだあなたがたに臨まない前に、 主の憤りの日がまだあなたがたに来ない前に。 すべて主の命令を行うこの地のへりくだる者よ、 主を求めよ。 正義を求めよ。 謙遜を求めよ。 そうすればあなたがたは主の怒りの日に、 あるいは隠されることがあろう。 ともあれ、ガザは捨てられ、 アシケロンは荒れはて、 アシドドは真昼に追い払われ、 エクロンは抜き去られる。 わざわいなるかな、 海べに住む者、ケレテの国民。 ペリシテびとの地、カナンよ、 主の言葉があなたがたに臨む。 わたしはあなたを滅ぼして、 住む者がないようにする。 海べよ、あなたは牧場となり、 羊飼の牧草地となり、 また羊のおりとなる。 海べはユダの家の残りの者に帰する。 彼らはその所で群れを養い、 夕暮にはアシケロンの家に伏す。 彼らの神、主が彼らを顧み、 その幸福を回復されるからである。 「わたしはモアブのあざけりと、 アンモンの人々の、ののしりを聞いた。 彼らはわが民をあざけり、 自ら誇って彼らの国境を侵した。 それゆえ、万軍の主、イスラエルの神は言われる、 わたしは生きている。 モアブは必ずソドムのようになる。 アンモンの人々はゴモラのようになる。 いらくさと塩穴とがここを占領して、 永遠に荒れ地となる。 わが民の残りの者は彼らをかすめ、 わが国民の残りの者はこれを所有する」。 この事の彼らに臨むのはその高ぶりによるのだ。 彼らが万軍の主の民をあざけり、 みずから誇ったからである。 主は彼らに対して恐るべき者となられる。 主は地のすべての神々を飢えさせられる。 もろもろの国の民は、 おのおの自分の所から出て主を拝む。 エチオピヤびとよ、あなたがたもまた わがつるぎによって殺される。 主はまた北に向かって手を伸べ、 アッスリヤを滅ぼし、 ニネベを荒して、 荒野のような、かわいた地とされる。 家畜の群れ、もろもろの野の獣はその中に伏し、 はげたかや、やまあらしはその柱の頂に住み、 ふくろうは、その窓のうちになき、 からすは、その敷居の上に鳴く。 その香柏の細工が裸にされるからである。 この町は勝ち誇って、安らかに落ち着き、 その心の中で、 「ただわたしだけだ、わたしの外にはだれもない」と 言った町であるが、 このように荒れはてて、 獣の伏す所になってしまった。 ここを通り過ぎる者は 皆あざけって、手を振る。