雅歌 8:1-14

雅歌 8:1-14 Colloquial Japanese (1955) (JA1955)

どうか、あなたは、わが母の乳ぶさを吸ったわが兄弟のようになってください。わたしがそとであなたに会うとき、あなたに口づけしても、だれもわたしをいやしめないでしょう。 わたしはあなたを導いて、わが母の家に行き、わたしを産んだ者のへやにはいり、香料のはいったぶどう酒、ざくろの液を、あなたに飲ませましょう。 どうか、彼の左の手がわたしの頭の下にあり、右の手がわたしを抱いてくれるように。 エルサレムの娘たちよ、わたしはあなたがたに誓い、お願いする、愛のおのずから起るときまでは、ことさらに呼び起すことも、さますこともしないように。 自分の愛する者によりかかって、荒野から上って来る者はだれですか。りんごの木の下で、わたしはあなたを呼びさました。あなたの母上は、かしこで、あなたのために産みの苦しみをなし、あなたの産んだ者が、かしこで産みの苦しみをした。 わたしをあなたの心に置いて印のようにし、あなたの腕に置いて印のようにしてください。愛は死のように強く、ねたみは墓のように残酷だからです。そのきらめきは火のきらめき、最もはげしい炎です。 愛は大水も消すことができない、洪水もおぼれさせることができない。もし人がその家の財産をことごとく与えて、愛に換えようとするならば、いたくいやしめられるでしょう。 わたしたちに小さい妹がある、まだ乳ぶさがない。わたしたちの妹に縁談のある日には、彼女のために何をしてやろうか。 彼女が城壁であるなら、その上に銀の塔を建てよう。彼女が戸であるなら、香柏の板でそれを囲もう。 わたしは城壁、わたしの乳ぶさは、やぐらのようでありました。それでわたしは彼の目には、平和をもたらす者のようでありました。 ソロモンはバアルハモンにぶどう園をもっていた。彼はぶどう園を、守る者どもにあずけて、おのおのその実のために銀一千を納めさせた。 わたしのものであるぶどう園は、わたしの前にある。ソロモンよ、あなたは一千を獲るでしょう、その実を守る者どもは二百を獲るでしょう。 園の中に住む者よ、わたしの友だちはあなたの声に耳を傾けます、どうぞ、それをわたしに聞かせてください。 わが愛する者よ、急いでください。かんばしい山々の上で、かもしかのように、また若い雄じかのようになってください。

雅歌 8:1-14 リビングバイブル (JCB)

ああ、あなたが私のお兄さんだったらいいのに。 そうしたら、あなたに口づけしているのを だれに見られても笑われませんから。 あなたを実家にお連れして、 そこでいろいろ教わりたいことがあるのです。 また、香料を混ぜたぶどう酒、 甘いざくろの果実酒を差し上げたいのです。 あの方の左手が私の頭の下にあり、 私を右手でしっかりと抱いてくださるとよいのに。 エルサレムの娘さん、 どうか、あの方が十分に眠るまで起こさない、 と誓ってください。」 「 愛する人に寄りかかって、 荒野から上って来るのはだれでしょう。」 「あなたの母が産みの苦しみをして、 あなたを産んだりんごの木の下で、 私はあなたの愛を呼び起こした。」 「 私をあなたの心に刻みつけて、 どんなことがあっても見捨てないでください。 愛は死のように強く、 ねたみは地獄のようにきびしいからです。 それは炎となって輝く、主の炎です。 どんなに水をかけても、 愛の炎を消すことはできません。 洪水も、それを押し流すことはできません。 たとえ全財産をはたいてその愛を買おうとしても、 買うことができません。」 「 私たちには、まだ乳房がふくらんでいない妹がいます。 だれかが彼女に結婚を申し込んだらどうしよう。」 「 彼女が純潔なら、励ましてあげよう。 しかしだらしないなら、男たちから切り離そう。」 「 私は純潔です。 もう乳房は成熟しています。 そのため、愛する方の目にとまり、 かわいがってもらいました。 王様はバアル・ハモンに ぶどう園を持っています。 それを土地の使用人に、 めいめい銀貨千枚で貸しています。 でも、王様。 私のぶどう園の場合は、王様には銀貨千枚を差し上げ、 管理人には銀貨二百枚ずつを払います。 庭園に住んでいる私の愛する方。 お仲間は、あなたの声に聞きほれています。 私にもぜひ聞かせてださい。 愛する方、早く来て、険しい山の上のかもしかや、 若い雄鹿のようになってください。」

雅歌 8:1-14 Seisho Shinkyoudoyaku 聖書 新共同訳 (新共同訳)

あなたが、わたしの母の乳房を吸った 本当の兄だと思う人なら わたしをとがめたりはしないでしょう 外であなたにお会いして くちづけするわたしを見ても。 わたしを育ててくれた母の家に あなたをお連れして 香り高いぶどう酒を ざくろの飲み物を差し上げます。 あの人が左の腕をわたしの頭の下に伸べ 右の腕でわたしを抱いてくださればよいのに。 エルサレムのおとめたちよ、誓ってください 愛がそれを望むまでは 愛を呼びさまさないと。 荒れ野から上って来るおとめは誰か 恋人の腕に寄りかかって。 りんごの木の下で わたしはあなたを呼びさましましょう。 あなたの母もここであなたをみごもりました。 あなたを産んだ方も ここであなたをみごもりました。 わたしを刻みつけてください あなたの心に、印章として あなたの腕に、印章として。 愛は死のように強く 熱情は陰府のように酷い。 火花を散らして燃える炎。 大水も愛を消すことはできない 洪水もそれを押し流すことはできない。 愛を支配しようと 財宝などを差し出す人があれば その人は必ずさげすまれる。 わたしたちの妹は幼くて、乳房はまだない。 この妹が求愛されたら、どうすればよいのか。 この子が城壁ならば、その上に銀の柵をめぐらし この子が扉ならば レバノン杉の板で覆うことにしよう。 わたしは城壁、わたしの乳房は二つの塔。 あの人の目には、もう 満足を与えるものと見えています。 ソロモンはぶどう畑を バアル・ハモンに持っていて ぶどうの世話を番人たちに任せました。 番人たちはそれぞれの ぶどうに代えて銀一千を納めます。 「これがわたしのぶどう畑、ソロモン様。 銀一千はあなたの取り分。 銀二百は世話をした番人へ。」 園に座っているおとめよ 友は皆、あなたの声に耳を傾けている。 わたしにも聞かせておくれ。 恋しい人よ 急いでください、かもしかや子鹿のように 香り草の山々へ。

雅歌 8:1-14 Japanese: 聖書 口語訳 (口語訳)

どうか、あなたは、 わが母の乳ぶさを吸った わが兄弟のようになってください。 わたしがそとであなたに会うとき、 あなたに口づけしても、 だれもわたしをいやしめないでしょう。 わたしはあなたを導いて、わが母の家に行き、 わたしを産んだ者のへやにはいり、 香料のはいったぶどう酒、ざくろの液を、 あなたに飲ませましょう。 どうか、彼の左の手がわたしの頭の下にあり、 右の手がわたしを抱いてくれるように。 エルサレムの娘たちよ、 わたしはあなたがたに誓い、お願いする、 愛のおのずから起るときまでは、 ことさらに呼び起すことも、 さますこともしないように。 自分の愛する者によりかかって、 荒野から上って来る者はだれですか。 りんごの木の下で、わたしはあなたを呼びさました。 あなたの母上は、かしこで、 あなたのために産みの苦しみをなし、 あなたを産んだ者が、かしこで産みの苦しみをした。 わたしをあなたの心に置いて印のようにし、 あなたの腕に置いて印のようにしてください。 愛は死のように強く、 ねたみは墓のように残酷だからです。 そのきらめきは火のきらめき、最もはげしい炎です。 愛は大水も消すことができない、 洪水もおぼれさせることができない。 もし人がその家の財産をことごとく与えて、 愛に換えようとするならば、 いたくいやしめられるでしょう。 わたしたちに小さい妹がある、まだ乳ぶさがない。 わたしたちの妹に縁談のある日には、 彼女のために何をしてやろうか。 彼女が城壁であるなら、その上に銀の塔を建てよう。 彼女が戸であるなら、香柏の板でそれを囲もう。 わたしは城壁、わたしの乳ぶさは、 やぐらのようでありました。 それでわたしは彼の目には、 平和をもたらす者のようでありました。 ソロモンはバアルハモンにぶどう園をもっていた。 彼はぶどう園を、守る者どもにあずけて、 おのおのその実のために銀一千を納めさせた。 わたしのものであるぶどう園は、わたしの前にある。 ソロモンよ、あなたは一千を獲るでしょう、 その実を守る者どもは二百を獲るでしょう。 園の中に住む者よ、 わたしの友だちはあなたの声に耳を傾けます、 どうぞ、それをわたしに聞かせてください。 わが愛する者よ、急いでください。 かんばしい山々の上で、かもしかのように、 また若い雄じかのようになってください。