詩篇 2:1-12
詩篇 2:1-12 Colloquial Japanese (1955) (JA1955)
なにゆえ、もろもろの国びとは騒ぎたち、もろもろの民はむなしい事をたくらむのか。 地のもろもろの王は立ち構え、もろもろのつかさはともに、はかり、主とその油そそがれた者とに逆らって言う、 「われらは彼らのかせをこわし、彼らのきずなを解き捨てるであろう」と。 天に座する者は笑い、主は彼らをあざけられるであろう。 そして主は憤りをもって彼らに語り、激しい怒りをもって彼らを恐れ惑わせて言われる、 「わたしはわが王を聖なる山シオンに立てた」と。 わたしは主の詔をのべよう。主はわたしに言われた、「おまえはわたしの子だ。きょう、わたしはおまえを生んだ。 わたしに求めよ、わたしはもろもろの国を嗣業としておまえに与え、地のはてまでもおまえの所有として与える。 おまえは鉄のつえをもって彼らを打ち破り、陶工の作る器物のように彼らを打ち砕くであろう」と。 それゆえ、もろもろの王よ、賢くあれ、地のつかさらよ、戒めをうけよ。 恐れをもって主に仕え、おののきをもって その足に口づけせよ。さもないと主は怒って、あなたがたを道で滅ぼされるであろう、その憤りがすみやかに燃えるからである。すべて主に寄り頼む者はさいわいである。
詩篇 2:1-12 リビングバイブル (JCB)
主に向かって怒り狂うとは、 なんと愚かな国々でしょう。 神を出し抜こうとするとは、 なんと身のほど知らずな人々でしょう。 地上の王たちが相集い、 主と、主に油注がれた者への反逆をもくろんでいます。 彼らは言います。 「さあ、神の鎖を断ち切ろう。 神から解放されようではないか。」 天におられる神は、 彼らのむなしい計画を聞いて笑います。 それから、激しい怒りを燃やしてしかりつけ、 彼らを恐れおののかせます。 主は言われます。 「これがわたしの選んだ王だ。 わたしは彼を、わたしの聖なる都エルサレムで即位させた。」 選ばれた方が答えます。 「主の永遠の目的を知らせましょう。 主は私に、『わが子よ、今日はあなたの戴冠式だ。 今、わたしはあなたに、子にふさわしい栄光を与える』 と告げられました。」 「わたしに願い求めよ。 そうすれば、世界のすべての国を授けよう。 国々を鉄の杖で治め、 粘土のつぼのように砕くがよい。」 ああ、この世の王、支配者たちよ。 手遅れにならないうちに聞きなさい。 敬虔な恐れを抱いて主に仕え、 おののきをもって喜びなさい。 神のひとり子の前にひれ伏し、 その足に口づけしなさい。 主の怒りにふれて、滅ぼされてしまう前に。 私はあなたに警告しておきます。 主の怒りがまもなく燃え上がろうとしています。 主に信頼する人は、なんと幸いでしょう。
詩篇 2:1-12 Seisho Shinkyoudoyaku 聖書 新共同訳 (新共同訳)
なにゆえ、国々は騒ぎ立ち 人々はむなしく声をあげるのか。 なにゆえ、地上の王は構え、支配者は結束して 主に逆らい、主の油注がれた方に逆らうのか 「我らは、枷をはずし 縄を切って投げ捨てよう」と。 天を王座とする方は笑い 主は彼らを嘲り 憤って、恐怖に落とし 怒って、彼らに宣言される。 「聖なる山シオンで わたしは自ら、王を即位させた。」 主の定められたところに従ってわたしは述べよう。 主はわたしに告げられた。 「お前はわたしの子 今日、わたしはお前を生んだ。 求めよ。わたしは国々をお前の嗣業とし 地の果てまで、お前の領土とする。 お前は鉄の杖で彼らを打ち 陶工が器を砕くように砕く。」 すべての王よ、今や目覚めよ。 地を治める者よ、諭しを受けよ。 畏れ敬って、主に仕え おののきつつ、喜び躍れ。 子に口づけせよ 主の憤りを招き、道を失うことのないように。 主の怒りはまたたくまに燃え上がる。
詩篇 2:1-12 Japanese: 聖書 口語訳 (口語訳)
なにゆえ、もろもろの国びとは騒ぎたち、 もろもろの民はむなしい事をたくらむのか。 地のもろもろの王は立ち構え、 もろもろのつかさはともに、 はかり、 主とその油そそがれた者とに逆らって言う、 「われらは彼らのかせをこわし、 彼らのきずなを解き捨てるであろう」と。 天に座する者は笑い、 主は彼らをあざけられるであろう。 そして主は憤りをもって彼らに語り、 激しい怒りをもって彼らを恐れ惑わせて言われる、 「わたしはわが王を聖なる山シオンに立てた」と。 わたしは主の詔をのべよう。 主はわたしに言われた、「おまえはわたしの子だ。 きょう、わたしはおまえを生んだ。 わたしに求めよ、わたしはもろもろの国を 嗣業としておまえに与え、 地のはてまでもおまえの所有として与える。 おまえは鉄のつえをもって彼らを打ち破り、 陶工の作る器物のように彼らを 打ち砕くであろう」と。 それゆえ、もろもろの王よ、 賢くあれ、 地のつかさらよ、戒めをうけよ。 恐れをもって主に仕え、おののきをもって その足に口づけせよ。 さもないと主は怒って、 あなたがたを道で滅ぼされるであろう、 その憤りがすみやかに燃えるからである。 すべて主に寄り頼む者はさいわいである。