伝道の書 7:1-6
伝道の書 7:1-6 Colloquial Japanese (1955) (JA1955)
良き名は良き油にまさり、死ぬる日は生るる日にまさる。 悲しみの家にはいるのは、宴会の家にはいるのにまさる。死はすべての人の終りだからである。生きている者は、これを心にとめる。 悲しみは笑いにまさる。顔に憂いをもつことによって、心は良くなるからである。 賢い者の心は悲しみの家にあり、愚かな者の心は楽しみの家にある。 賢い者の戒めを聞くのは、愚かな者の歌を聞くのにまさる。 愚かな者の笑いはかまの下に燃えるいばらの音のようである。これもまた空である。
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伝道の書 7 を読む伝道の書 7:1-6 リビングバイブル (JCB)
良い評判を得ることは、 最高級の香水より値打ちがあり、 死ぬ日は生まれた日より大切である。 宴会に顔を出すより、 葬式に列席するほうがよい。 やがて死ぬわけだから、 生きているうちに死について考えるのは良いことだ。 悲しみは笑いにまさっている。 悲しみは、私たちの心から 不純物を取り除く効果があるからだ。 知恵ある者は死についてじっくり考えるが、 愚か者はどうしたら今 愉快に過ごせるかだけを考える。 愚か者からちやほやされるより、 知恵ある者に痛烈な批評を受けるほうが良い。 愚か者のお世辞は、火にくべた紙切れのように、 何の役にも立たない。 そんなものに心を動かすのは、 なんとむなしいことか。
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