アモス書 3:1-10

アモス書 3:1-10 Colloquial Japanese (1955) (JA1955)

イスラエルの人々よ、主があなたがたに向かって言われたこと、わたしがエジプトの地から導き上った全家に向かって言ったこの言葉を聞け。 「地のもろもろのやからのうちで、わたしはただ、あなたがただけを知った。それゆえ、わたしはあなたがたのもろもろの罪のため、あなたがたを罰する。 ふたりの者がもし約束しなかったなら、一緒に歩くだろうか。 ししがもし獲物がなかったなら、林の中でほえるだろうか。若いししがもし物をつかまなかったなら、その穴から声を出すだろうか。 もしわながなかったなら、鳥は地に張った網にかかるだろうか。網にもし何もかからなかったなら、地からとびあがるだろうか。 町でラッパが鳴ったなら、民は驚かないだろうか。主がなされるのでなければ、町に災が起るだろうか。 まことに主なる神はそのしもべである預言者にその隠れた事を示さないでは、何事をもなされない。 ししがほえる、だれが恐れないでいられよう。主なる神が語られる、だれが預言しないでいられよう」。 アッスリヤにあるもろもろの宮殿、エジプトの地にあるもろもろの宮殿に宣べて言え、「サマリヤの山々に集まり、そのうちにある大いなる騒ぎと、その中で行われる暴虐とを見よ」と。 主は言われる、「彼らは正義を行うことを知らず、しえたげ取った物と奪い取った物とをそのもろもろの宮殿にたくわえている」。

アモス書 3:1-10 リビングバイブル (JCB)

聞きなさい。これがあなたがたの運命です。エジプトから連れ出したイスラエルとユダの全家族に、主はこう言います。 「地上のすべての民の中から、あなたがただけを選んだ。 それだけに、その罪を罰しないわけにはいかない。 罪がわたしたちの間にあるのに、 どうして肩を並べて歩けるだろうか。 わたしは理由もなく、 ライオンのようにほえているのではない。 実は、あなたがたを滅ぼす準備をしている。 幼いライオンでも、うなり声を上げるのは、 えさに飛びかかる前だ。 罠は、踏みつけなければパチンと閉じたりしない。 あなたがたは当然の刑罰を受ける。 警告の角笛が鳴っている。 聞け。そして恐れよ。 主であるわたしが あなたがたの地に災いを下そうとしているからだ。 わたしはいつも、 事が起こる前に預言者をとおして警告する。 今もそうしている。」 ライオンがうなり声を上げました。 恐れ、わななきなさい。 神である主の宣告が聞こえます。 それを宣言することをことわろうとは思いません。 「アシュドデとエジプトの指導者たちを 共に呼び寄せて、こう言え。 『さあ、サマリヤの山々に陣取って、 イスラエルの恥ずべき罪悪の現状を見届けよ。』 わたしの民は、正しいことを行うとはどういうことか 忘れてしまった」 と主は言います。 「彼らの宮殿は、 盗んだり奪い取ったりした物でいっぱいだ。

アモス書 3:1-10 Seisho Shinkyoudoyaku 聖書 新共同訳 (新共同訳)

イスラエルの人々よ 主がお前たちに告げられた言葉を聞け。 ――わたしがエジプトの地から導き上った 全部族に対して―― 地上の全部族の中からわたしが選んだのは お前たちだけだ。 それゆえ、わたしはお前たちを すべての罪のゆえに罰する。 打ち合わせもしないのに 二人の者が共に行くだろうか。 獲物もないのに 獅子が森の中でほえるだろうか。 獲物を捕らえもせずに 若獅子が穴の中から声をとどろかすだろうか。 餌が仕掛けられてもいないのに 鳥が地上に降りて来るだろうか。 獲物もかからないのに 罠が地面から跳ね上がるだろうか。 町で角笛が吹き鳴らされたなら 人々はおののかないだろうか。 町に災いが起こったなら それは主がなされたことではないか。 まことに、主なる神はその定められたことを 僕なる預言者に示さずには 何事もなされない。 獅子がほえる 誰が恐れずにいられよう。 主なる神が語られる 誰が預言せずにいられようか。 アシュドドの城郭に向かって エジプトの地にある城郭に向かって告げよ。 サマリアの山に集まり そこに起こっている狂乱と圧政を見よ。 彼らは正しくふるまうことを知らないと 主は言われる。 彼らは不法と乱暴を城郭に積み重ねている。

アモス書 3:1-10 Japanese: 聖書 口語訳 (口語訳)

イスラエルの人々よ、 主があなたがたに向かって言われたこと、 わたしがエジプトの地から導き上った 全家に向かって言ったこの言葉を聞け。 「地のもろもろのやからのうちで、 わたしはただ、あなたがただけを知った。 それゆえ、わたしはあなたがたの もろもろの罪のため、あなたがたを罰する。 ふたりの者がもし約束しなかったなら、 一緒に歩くだろうか。 ししがもし獲物がなかったなら、 林の中でほえるだろうか。 若いししがもし物をつかまなかったなら、 その穴から声を出すだろうか。 もしわながなかったなら、 鳥は地に張った網にかかるだろうか。 網にもし何もかからなかったなら、 地からとびあがるだろうか。 町でラッパが鳴ったなら、 民は驚かないだろうか。 主がなされるのでなければ、 町に災が起るだろうか。 まことに主なる神は そのしもべである預言者にその隠れた事を 示さないでは、何事をもなされない。 ししがほえる、 だれが恐れないでいられよう。 主なる神が語られる、 だれが預言しないでいられよう」。 アッスリヤにあるもろもろの宮殿、 エジプトの地にあるもろもろの宮殿に宣べて言え、 「サマリヤの山々に集まり、 そのうちにある大いなる騒ぎと、 その中で行われる暴虐とを見よ」と。 主は言われる、 「彼らは正義を行うことを知らず、 しえたげ取った物と奪い取った物とを そのもろもろの宮殿にたくわえている」。