マリヤはイエスのところまで来ると、くずおれるように足もとにひれ伏し、涙ながらに言いました。「ああ、先生。あなたさえいてくださったら、ラザロは、ラザロはまだ生きていたでしょうに。」 イエスは、目の前でマリヤが泣き伏し、ユダヤ人たちもいっしょに嘆き悲しんでいるのに強く心を動かされ、 「ラザロはどこですか」とお聞きになりました。「来て、ごらんください。」 イエスの目に涙があふれました。 そこで、ユダヤ人たちはこう言い合いました。「お気の毒に。どんなにラザロを愛しておられたことだろう。」 しかし、「盲人の目を開けたこの人が、ラザロを生かしておくことはできなかったのかね」と、非難めいて言う人もいました。 これを聞いたイエスは、またも心に深い憤りを感じながら、墓に着きました。それはほら穴で、入り口には重い石が立てかけてありました。 「さあ、石をわきにどけなさい。」イエスは人々をうながされました。マルタがあわてて止めました。「でも、もうひどいにおいがしています。なにしろ、死んでから今日で四日ですもの。」 イエスはマルタにおっしゃいました。「もし信じるなら神のすばらしい奇跡を見る、と言ったはずです。」 人々は言われるままに石を取りのけました。イエスは天を見上げ、「父よ。願いを聞いてくださってありがとうございます。 あなたがいつもわたしの願いを聞いてくださることはわかっています。ただ、あなたがわたしをお遣わしになったことを、ここに立っているみんなが信じるように、こう申し上げたのです」と祈られました。 それから、大声で、「ラザロよ。出て来なさい!」とお命じになりました。 すると、どうでしょう。ラザロが、手足を布で巻かれた姿のまま出て来たではありませんか! 顔も布で包まれたままです。イエスはあっけにとられている人々に言われました。「さあ、早く布をほどいてやって、帰らせなさい。」
ヨハネの福音書 11 を読む
聞く ヨハネの福音書 11
シェア
すべての訳を比較する: ヨハネの福音書 11:32-44
5 Days
A life poured out. We see an example of this in Mary who anointed Jesus (John 12:1-8). In these next 5 days, let us do as Mary did and smash the alabaster jar, so we may be overcome by the fragrance of Jesus.
Often we feel as if we’re not doing enough. Then we feel guilty because we’re supposed to be having quiet times with God too—but when we try to slow down, our hearts and minds are still busy. The story of Mary and Martha offers us guidance as well as grace in this tension. It’s a story of two sisters. It’s a story for each of us.
7 Days
Life is full of setbacks, losses, disappointments, and pain. “The Art of Overcoming” will help you deal with loss, grief, and hurt. It’s about refusing to allow the things that look like endings to discourage or derail you. Instead, let God turn them into beginnings. When life is confusing and difficult, don’t give up. Look up. No matter what difficult moment or painful loss you’re facing, God is with you.
聖句を保存したり、聖書をオフラインで読んだり、ティーチングクリップをみたりできます!
ホーム
聖書
読書プラン
ビデオ