詩篇 11

11
第11篇
1わたしは主に寄り頼む。なにゆえ、あなたがたはわたしにむかって言うのか、「鳥のように山にのがれよ。 2見よ、悪しき者は、暗やみで、心の直き者を射ようと弓を張り、弦に矢をつがえている。 3基が取りこわされるならば、正しい者は何をなし得ようか」と。 4主はその聖なる宮にいまし、主のみくらは天にあり、その目は人の子らをみそなわし、そのまぶたは人の子らを調べられる。 5主は正しき者をも、悪しき者をも調べ、そのみ心は乱暴を好む者を憎まれる。 6主は悪しき者の上に炭火と硫黄とを降らせられる。燃える風は彼らがその杯にうくべきものである。 7主は正しくいまして、正しい事を愛されるからである。直き者は主のみ顔を仰ぎ見るであろう。

選択箇所:

詩篇 11: JA1955

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