箴言 22:1-27

箴言 22:1-27 JA1955

令名は大いなる富にまさり、恩恵は銀や金よりも良い。 富める者と貧しい者とは共に世におる、すべてこれを造られたのは主である。 賢い者は災を見て自ら避け、思慮のない者は進んでいって、罰をうける。 謙遜と主を恐れることとの報いは、富と誉と命とである。 よこしまな者の道にはいばらとわながあり、たましいを守る者は遠くこれを離れる。 子をその行くべき道に従って教えよ、そうすれば年老いても、それを離れることがない。 富める者は貧しき者を治め、借りる者は貸す人の奴隷となる。 悪をまく者は災を刈り、その怒りのつえはすたれる。 人を見て恵む者はめぐまれる、自分のパンを貧しい人に与えるからである。 あざける者を追放すれば争いもまた去り、かつ、いさかいも、はずかしめもなくなる。 心の潔白を愛する者、その言葉の上品な者は、王がその友となる。 主の目は知識ある者を守る、しかし主は不信実な者の言葉を敗られる。 なまけ者は言う、「ししがそとにいる、わたしは、ちまたで殺される」と。 遊女の口は深い落し穴である、主に憎まれる者はその中に陥る。 愚かなことが子供の心の中につながれている、懲らしめのむちは、これを遠く追いだす。 貧しい者をしえたげて自分の富を増そうとする者と、富める者に与える者とは、ついに必ず貧しくなる。 あなたの耳を傾けて知恵ある者の言葉を聞き、かつ、わたしの知識にあなたの心を用いよ。 これをあなたのうちに保ち、ことごとく、あなたのくちびるに備えておくなら、楽しいことである。 あなたが主に、寄り頼むことのできるように、わたしはきょう、これをあなたにも教える。 わたしは、勧めと知識との三十の言葉をあなたのためにしるしたではないか。 それは正しいこと、真実なことをあなたに示し、あなたをつかわした者に真実の答をさせるためであった。 貧しい者を、貧しいゆえに、かすめてはならない、悩む者を、町の門でおさえつけてはならない。 それは主が彼らの訴えをただし、かつ彼らをそこなう者の命を、そこなわれるからである。 怒る者と交わるな、憤る人と共に行くな。 それはあなたがその道にならって、みずから、わなに陥ることのないためである。 あなたは人と手を打つ者となってはならない、人の負債の保証をしてはならない。 あなたが償うものがないとき、あなたの寝ている寝床までも、人が奪い取ってよかろうか。

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