ゼカリヤ書 1

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変わらないメッセージ・・・「人々よ、戻って来なさい!」
1ダリヨスがペルシャの王となって、第2年目の第8の月【現代のカレンダー上ではBC520年の10月から11月の間】に、イドの孫であり、ベレクヤの息子である預言者ゼカリヤが、ヤハウェのことばを受け取った。
2ヤハウェであるわたしは、お前たちの先祖に激しく腹を立てた。 3だから人々へこのことを伝えてくれ・・・天の軍司令官・ヤハウェが、『わたしの元に戻って来なさい』と言っている。これが天の軍司令官・ヤハウェからのメッセージだ!そして、天の軍司令官・ヤハウェは、『その時、わたしもお前たちのところに戻る』と約束する」
4「お前たちは、お前たちの先祖のようになってはいけない。これまでも預言者たちは彼らに向けて、これが天の軍司令官・ヤハウェのことばだと言い、こう呼びかけてきた・・・ 『間違った道から向き直り、間違った生き方から戻って来なさい』しかし、彼らはヤハウェに耳を傾けようとも、従おうともしなかった」 天の軍司令官・ヤハウェのことば・・・
5「いつまでも存在し続けるのは、お前たちの先祖なのか?永遠に生きるのはその預言者たちなのか? 6彼ら預言者たちはわたしの仕えし者しもべたちだった。わたしは彼ら預言者たちを用いてお前たちの先祖に私のルールと私の教えを告げた。 すると彼らはその教えを理解し、目を覚ましてこう言った。『天の軍司令官・ヤハウェはご自分の計画通りのことを行った。彼は私たちの生活に応じて、全ての悪に対して罰を下した』 こうして彼ら、お前たちの先祖は神に帰って来た」
4頭の馬
7その同じ年の第11の月(シュバット月)の24日目【現代のカレンダー上では2月15日】に、イドの孫でありベレクヤの息子である預言者ゼカリヤが、ヤハウェのことばを受け取った。
8夜中、私(ゼカリヤ)は見た・・・谷にあるギンバイカの木々の間に、赤い馬にまたがる1人の天使を。その後方には、赤い馬や茶色い馬、白い馬にまたがる騎手きしゅが見えた。 9そこにはもう1人の天使がいて、私はその天使に聞いた。
「すみません。これはいったい・・・何ですか?」
「それらが何なのか明かしてあげよう」と彼は答えた。
10するとギンバイカの木々の間にいた最初の天使が、
「これらは ヤハウェが、偵察ていさつのために地上に送り込んだ者たちです」と言った。
11そして、馬に乗っている騎手きしゅたちがギンバイカの木々の間にいるヤハウェの天使に告げているのが聞こえた。
「我々は地上をくまなく偵察ていさつしてまいりましたが、今、全てが静寂せいじゃくに包まれております」
12それを聞いたそのヤハウェの天使は言った。
「天の軍司令官・ヤハウェよ!70年間あなたが怒りを向けて来たエルサレムとユダの町々に優しさを見せるまで、あとどれくらいでしょうか?」
13するとヤハウェは優しくて元気をくれるような答えを、私と話していたヤハウェの天使に与えた。
14そして、その天使は私に言った。
「天の軍司令官・ヤハウェのこのことばを人々に伝えてくれ・・・『わたしはエルサレムとシオンを気が狂うほど取り戻したいと願っている。 15そして、わたしは何もしようとしない国々に対して、腹が煮えくり返っている。わたしはわたしの子供たち・・・・・に腹が立ったので、らしめるためにその国々を使った。しかし、その国々はやり過ぎてしまった』 16だからヤハウェはこう言う・・・『わたしはその彼らの痛みを深く感じ、エルサレムに戻って来た』 天の軍司令官・ヤハウェは言っている・・・『わたしの神殿はそこに再び建つ。そして、その町の再建が始まる』」
17「天の軍司令官・ヤハウェのことばをもう一度宣言して天使はこう言った・・・『わたしの町々はもう一度、豊かさ・・・あふれかえる。わたしはシオンをなぐさめ、エルサレムをもう一度わたしの特別な街として選ぶ!』」
4本のつのと4人の鍛冶かじ職人
18目を上げると、私の目に4本のつのが見えた。 19そこで私はさっきまで話していた天使に聞いた。
「これらは一体何ですか?」
すると、彼は応えてこう言った。
「これらはユダ、イスラエル、エルサレムを外国に強制的に散らばさせた4本のつのだ」
20するとヤハウェは私に4人の鍛冶かじ職人を見せた。 21そして、私はさっきの天使にこう聞いた。
「彼ら4人の職人たちは、いったい何をするつもりですか?」
彼は応えた。
「それらのつのは国々を象徴している。ユダの人々を潰して、彼らを世界中に散らばせた国々のことだ。この4人の職人は、ユダの地を攻撃したその国々をおびやかすために来た。その4本のつのをへし折るために来たのだ」

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