出エジプト記 26
26
聖なる幕屋
(出エジプト記36:8-34)
1– 聖なる幕屋の作り方 –
幕屋の内部は10枚のカーテンで作る。
カーテンの生地は、青、紫、赤色の布と毛糸で作る。
職人が、カーテンに翼のある生き物を刺繍する。
2カーテンのサイズは全て長さ12mで、幅は2m。
35枚ずつを繋ぎ合わせ、でっかい2つのカーテンにする。
4でっかいカーテンの端に、輪っかを取り付ける。
輪っかは青い布で作る。
51つの繋ぎ合わされたカーテンの端には50の輪っかがなければならない。そしてもう一方の繋ぎ合わされたカーテンの端にも50の輪っかがなければならない。これらの輪っかは互いに向かい合わせになっていなければならない。
6カーテン同士を繋げるために、金のリングを50個つくる。
こうして、縫い合わされた大きな2つのカーテン同士をリングで繋ぎ合わせると、わたしの聖なる幕屋が1つに繋ぎ合わされる。
7– 聖なる幕屋に覆い被せる外側のカバーの作り方 –
幕屋のカバーは11枚のカーテンで作る。
カーテンの生地はヤギの毛から作る。
8サイズは、全て長さ13mで、幅は2m。
95枚のカーテンを1つに繋ぎ合わせる。
残りの6枚のカーテンを1つに繋ぎ合わせる。
6枚のカーテンは、幕屋の正面にたらし、半分に折りたたむ。
105枚と6枚のカーテンの端に、50個ずつの輪っかを作る。
112つの大きなカーテンを繋ぐために、銅で50個のリングをつくる。
2つのカーテンを1つに繋ぎ合わせる。
12 聖なる幕屋の後ろ側も、たらすようにかける。
13後ろ側のカーテンは、地面に44cmたらせるように作り、
聖なる幕屋を、完全に覆う。
14 覆い被せる幕屋の上に、さらに2つのカバーをかける。
1つのカバーは、赤く染めたオスの羊の皮。
もう1つは、上質のレザー【イルカの皮】で作られたカバー。
15– 聖なる幕屋を支える木の骨組みの作り方 –
幕屋を支える木の骨組みはアカシヤの木材で作る。
16骨組みは、高さ4m、幅66cm。
17骨組み用の2つのサイドの棒は、十字型の器具で繋ぎ合わせ、骨組みを作っていく。聖なる幕屋の骨組みは全て同じでなければならない。
18南側の聖なる幕屋には20本の骨組みを繋ぎ合わせる。
19それぞれの骨組みの土台は銀40個で作る。
そのため、1つずつの骨組みに、銀の土台が2個ずつ使わる。
両サイドの骨組み1つ1つに土台を置く。
20北側の聖なる幕屋にも20本の繋いだ骨組みを置く。
21土台を銀で40個つくり、2個ずつそれぞれの骨組みの柱の下に置く。
22西側の聖なる幕屋には、6本の骨組みを建てる。
23 聖なる幕屋の後ろ側の角の部分には、2つずつの骨組みでつくる。
24角の骨組みは、底の部分で連結さ、上部にあるリングで骨組みが繋ぎ合わされる。両サイドの角は同じように作る。
25 幕屋の西側の端には、計8本の骨組を建てる。
それぞれの骨組に対して2つの銀の土台があり、計16個が使われる。
26– 聖なる幕屋の骨組の補強材としての横木の作り方 –
横木はアカシヤの木材でつくる。
聖なる幕屋の一つのサイドには5本の横木がある。
27 聖なる幕屋の反対側のサイドにも5本の横木がある。
聖なる幕屋の西側にも5本の横木がある。
28真ん中、中央の補強材は、端から端まで貫通させる。
29全ての骨組は金で覆う。
補強材を固定するためのリングを骨組みにつくる。
このリングは金からつくる。
補強材も金で覆う。
30「山で見せた通りに、聖なる幕屋をつくるんだ」
聖なる幕屋の内部
(出エジプト記36:35-36)
31– 最も神聖な部屋のカーテンの作り方 –
上質の布と青、紫、赤の糸を使用。
カーテンの上には翼のある生き物を刺繍する。
32アカシヤの木材で4本の柱をつくり、金で覆う。
金で作ったフックを4本の柱に取り付ける。
柱に銀の土台を4つはめる。
カーテンを金のフックに吊るす。
33金のリングの下にカーテンをかけ、
カーテンの裏には、契約の箱を安置する。
このカーテンによって聖なる場所と、最も神聖な部屋を区切る。
34最も神聖な部屋にある契約の箱の上には、フタをかける。
35「テーブルは、カーテンの外側に置く。聖なる幕屋の北側に置く。そして、テーブルの向かい側(南側)には、ランプスタンドを置く」
聖なる幕屋への入口
(出エジプト記36:37-38)
36– 聖なる幕屋への入口をカバーするカーテンの作り方 –
上質の布と青、紫、赤の糸を使って装飾する。
37カーテンを5本の柱にかけるためのフックを金でつくる。
アカシヤの木材でつくった柱には、金で覆う。
5つの柱には、銅の土台をつくる。
ERV 訳 ー 読みやすい聖書 ー
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