創世記 41:1-14

創世記 41:1-14 口語訳

二年の後パロは夢を見た。夢に、彼はナイル川のほとりに立っていた。 すると、その川から美しい、肥え太った七頭の雌牛が上がってきて葦を食っていた。 その後、また醜い、やせ細った他の七頭の雌牛が川から上がってきて、川の岸にいた雌牛のそばに立ち、 その醜い、やせ細った雌牛が、あの美しい、肥えた七頭の雌牛を食いつくした。ここでパロは目が覚めた。 彼はまた眠って、再び夢を見た。夢に、一本の茎に太った良い七つの穂が出てきた。 その後また、やせて、東風に焼けた七つの穂が出てきて、 そのやせた穂が、あの太って実った七つの穂をのみつくした。ここでパロは目が覚めたが、それは夢であった。 朝になって、パロは心が騒ぎ、人をつかわして、エジプトのすべての魔術師とすべての知者とを呼び寄せ、彼らに夢を告げたが、これをパロに解き明かしうる者がなかった。 そのとき給仕役の長はパロに告げて言った、「わたしはきょう、自分のあやまちを思い出しました。 かつてパロがしもべらに向かって憤り、わたしと料理役の長とを侍衛長の家の監禁所にお入れになった時、 わたしも彼も一夜のうちに夢を見、それぞれ意味のある夢を見ましたが、 そこに侍衛長のしもべで、ひとりの若いヘブルびとがわれわれと共にいたので、彼に話したところ、彼はわれわれの夢を解き明かし、その夢によって、それぞれ解き明かしをしました。 そして彼が解き明かしたとおりになって、パロはわたしを職に返し、彼を木に掛けられました」。 そこでパロは人をつかわしてヨセフを呼んだ。人々は急いで彼を地下の獄屋から出した。ヨセフは、ひげをそり、着物を着替えてパロのもとに行った。

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