心の中の戦場サンプル

思考に気をつける



心の中の戦いに勝利したいのであれば、何にフォーカスを当てるかということは極めて大事です。

神の言を黙想すればするほど、より強くなり、より勝利できるようになるでしょう。



多くのクリスチャンが聖書を黙想することと聖書を読むことの違いに気づいていません。聖書を読んでいるだけで、神の奥深さを吸収していると思い込んでいます。神の御言葉について黙想するとは、読んでいる内容を真剣に考えることです。



実際に口に出して言わないかもしれませんが、「神様、私に語りかけてください。教えてください。御言について考える時に、あなたの真理を明らかにしてください」と言っているようなものです。



今日の聖句は詩編第1篇から引用しました。この詩は祝福された人とはどのような人かを定義することから始まります。そして、その人の行いの正しい点は何かを指摘します。詩編の作者は、御言を黙想し、それを行う人は、実のなる木のようだといいます。その人は何をしても栄えると。



詩編の作者は、神の言を黙想する人が結果を得るということについて極めて明確にしています。神とはいかなる存在で、神が何を語られているのか考えるにつれ、その人は成長します。極めてシンプルです。神の愛と力について読み、そのことに焦点を当てれば、神の愛と力とがその人の中で働きます。



ですから、何を考えるかについて気を付けましょう。善いことを考えれば考える程、あなたの人生もそのようになっていきます。イエス・キリストとその教えについて考えれば考える程、その人はイエスのようになり、より成長していくことでしょう。成長すればする程、心の中の戦いに勝利することができます。



祈り―主なる神様、あなたをほめたたえることを考えることができるよう助けてください。私の人生を通じて、あなたとあなたの言を求めさせてください。そうすれば何をするにしても栄えるでしょう。イエス・キリストを通してお願いいたします。アーメン。



Joyce Mayer著『Battlefield of the Mind Devotional（心の中の戦場）』著作権©2005年 Joyce Meyer、FaithWords出版、無断複写・転載を禁ず。