マタイの福音書 22:23, 24, 25, 26, 27, 28, 29, 30, 31-32, 33, 34-35, 36, 37, 38, 39, 40, 41, 42, 43, 44, 45, 46
マタイの福音書 22:24 JCB
「先生。モーセの律法では、ある男が結婚して子どものないまま死んだ場合、弟が兄の未亡人と結婚して、生まれた子どもに兄のあとを継がせることになっています。
マタイの福音書 22:25 JCB
ところで、こういう場合はどうなるのでしょう。七人兄弟の家族があって、長男は結婚しましたが、子どもがないまま死んだので、残された未亡人は次男の妻になりました。
マタイの福音書 22:26 JCB
ところが、次男も子どもがないまま死に、その妻は三男のものになりました。しかし、三男も四男も同じようになり、ついにこの女は、七人兄弟全部の妻になりましたが、結局、子どもはできずじまいでした。
マタイの福音書 22:28 JCB
そうすると、復活の時には、彼女はいったいだれの妻になるのでしょう。生前、七人とも彼女を妻にしたのですが。」
マタイの福音書 22:29 JCB
しかし、イエスは言われました。「あなたがたは聖書も神の力もわかっていません。思い違いをしています。
マタイの福音書 22:31-32 JCB
ところで、死人が復活するかどうかについて、聖書を読んだことがないのですか。神が、『わたしはアブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神である』と言われた時〔すでに死んでしまったアブラハム、イサク、ヤコブがいま神の御前で生きていなければ、神は『アブラハム、イサク、ヤコブの神であった』と言われるはずです〕、あなたがたにも直接そう語りかけておられたのだということが、わからないのですか。神は死んだ人の神ではなく、生きている人の神なのです。」
マタイの福音書 22:34-35 JCB
しかし、パリサイ人たちはそうはいきません。サドカイ人たちが言い負かされたと知ると、彼らは彼らで新しい質問を考え出し、さっそくイエスのところにやって来ました。その中の律法の専門家が、
マタイの福音書 22:37 JCB
イエスはお答えになりました。「『心を尽くし、たましいを尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛しなさい。』
マタイの福音書 22:40 JCB
ほかのすべての戒めと預言者たちの命令も、この二つから出ています。ですから、この二つを守れば、ほかの戒めを全部守ったことになるのです。これを守りなさい。」
マタイの福音書 22:43 JCB
「それでは、なぜダビデは聖霊に動かされて語った時、このように、キリストを『主』と呼んだのでしょうか。
マタイの福音書 22:44 JCB
『神が私の主に言われた。 「わたしがあなたの敵を あなたの足の下に置くまで、 わたしの右に座っていなさい。」』
マタイの福音書 22:45 JCB
ダビデがキリストを『主』と呼んでいるのなら、キリストが、ただのダビデの子であるわけはありません。」
マタイの福音書 22:46 JCB
これには、返すことばもありませんでした。その日以来、だれも、あえてイエスに質問しようとする者はいませんでした。